月の満ち欠け(6年生)
2025年11月10日 08時00分 10月10日(木)5時間目の理科室です。6年2組の子どもたちが、理科「月の形と太陽」で、学習問題「日によって、月の見え方違うのはなぜだろう。」を追究しています。
今回の実験は、照明とボールを使いました。
懐中電灯とテニスボールを使った観察1では、懐中電灯(太陽)とテニスボール(月)の距離によって、月が輝く部分がどのように変化するかを確認しました。近付けると明るい部分が減り、遠ざけると増えることが分かりました。
蛍光灯とドッジボールを使った観察2では、およそ1か月で満ち欠けする月の様子を確認しました。蛍光灯が太陽、ボールが月、ボールを持つ子どもたちが地球ということになります。照明の前を左回転することで、地球の視点から月の形がどう見えるか体験することができます。月は、太陽の光を反射して光っているので、子どもたちの動きによって、光の当たっている部分の形が変化します。新月から三日月、半月から満月へと形を変える月の様子を再現することができました。
子どもたちは、これらの実験を通して、月の満ち欠けする理由は、太陽と月の位置関係の変化であると発見することができました。
今回の実験は、カーテンを引いた暗室での活動でした。子どもたちは、どきどきわくわくしながらも、たくさんの発見があったようです。宇宙のことも、このようなモデル実験で確かめることができることが分かり、とても喜んでいました。