空を、音がわたっていく(金管バンド部)
2025年7月25日 08時00分 「私たちは、金管バンド部です。春には、16名の新入部員を迎え、現在63名で、毎日、素敵な放課後を過ごしています。これからみなさんにお届けする曲は、♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』といいます。この夏のステージに向け、聴く人が何らかの風景やストーリーを思い浮かべることができるよう、練習に取り組んでいます。心が晴れ渡るような青空の風景は、私たち余土小学校金管バンド部の歩みとともに、深く輝くようになっています。壮行会が、大会よりもずいぶん早く、まだ曲が仕上がっていませんが、みなさんが想像する青空よりも、ずっとずっと輝く青空となるよう、がんばって演奏します。どうぞお聴きください。」(余土小学校金管バンド部部長)
空を、音がわたっていく。
私たちの初舞台が終わりました。それは、風の優しい音が、まるで空に溶け込むように聴こえる青空の風景でした。
演奏直前の音出し、限られた時間の中でのアップ、緊張の中、集中力を切ることなく6分間の演奏をやり切ったこと、それらの全てが素晴らしいことだと思います。「本番に強い!」メンバーみんなの姿を見ることができました。クラスの友達、そして先生方、たくさんのみんなに演奏をほめてもらいました。多くのみんなに聴いてもらうことができたことは、私たちの自信につながりました。
放課後の音楽室では、壮行会の演奏をみんなでふり返りました。
「練習の成果を出すことができました。初めてのステージでしたが、上手く演奏することができました。」(トロンボーン 6年生)、「緊張して指番号を間違えそうになりました。でも、みんなの前の演奏ということで、楽しさの方が上回りました。」(アルトホルン 6年生)「体育館練習1回、実質1発本番でした。本当にきれいに吹けるのか直前まで不安でした。初めてのこのメンバーでの演奏で、みんなやりきった顔だったので、素晴しい演奏だと分かりました。」(チューバ 6年生)、「友達のところに行くと、『すごかったよ。』とほめてもらえました。」(トロンボーン 5年生)、「とてもいい演奏でした。でも、まだ課題があるので、もっとよい演奏をしたいと思います。」(パーカッション 6年生)、「いつもできなかったところが上手くできたのでうれかったです。」(アルトホルン 5年生)、「このメンバーで初めてのステージで心配もあったけれど、うまくできました。みんなで、もっと上手くなりたいです。」(コルネット 6年生)
笑顔いっぱいの時間に、今日のベスト、今のベストを出し切ることができたことが分かりました。
余土小学校金管バンド部の次のステージは、7月25日(金)松山市民会館大ホールで行われる中予地区小学校ジュニアバンド第55回フェスティバルです。3~6年生63名のメンバー全員で臨みます。私たちの夏は、今、始まったばかりです。
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