池や川に住むメダカの食べ物は?(6年生)
2025年9月8日 08時00分 6年生の子どもたちが、顕微鏡を興味深くのぞいています。この日の理科「生物のくらしと環境」では、「池や川の中でメダカは、何を食べているのだろう。」をめあてに学習を進めました。
教科書にある写真やそこにあるQRコートで見ることのできる動画をもとに調べると、メダカは、ミジンコやゾウリムシ、ミカヅキモなどの小さな生物を餌にしていることが分かりました。これらの小さな生物は、さらに小さな生物を食べていることを調べたり、メダカもコサギなどの鳥類に食べられていることを発見したり、子どもたちは、生物同士のつながりにも目を向けることができました。
そこで、メダカの餌となる生物を顕微鏡で見ることにしました。小さな倍率でも見られるミジンコをスタートに、ゾウリムシ、アオミドロ、ツリガネムシなど、8種類の生物を観察しました。ピントを上手に合わせることのできる子どもが多くいて、さすが6年生だと感心しました。
「ミジンコの中には、ミジンコの餌になる小さな生物もはいっているのかな?」といった疑問をもつ子どもたちがいたため、次の理科の時間に調べることになりました。「にぼしを解剖して、胃の中を調べてみる」ことを伝えると、とても喜んでいました。「食物連鎖」という言葉を上げる子どももいて、関心の高い様子を見ることができました。
6年生のみなさん、2学期も、自らアイデアや疑問を観察、実験を通して解決していきましょう。