空を駆ける(金管バンド部)
2025年8月10日 08時00分 「Fでは、パートでスラーの音の響きをそろえます。」(チューバ 5年生)、「HとKの頭は、テンポが変わる部分なので、遅れないようにします。」(パーカッション 5年生)
大会まで、あと3日。♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の練習に一生懸命取り組むメンバーの姿が、8月の土曜日の音楽室に見られました。
「とても素晴らしい演奏でおどろきました。小学校のBANDとは、思えないぐらいです。」
この日の練習では、香川県の高等学校を8回、全国大会に導いた先生にアドバイスをいただきました。
「メロディーを聴かせる演奏をしましょう!」まずは、ユニゾンをしっかりと合わせないといけません。メロディーを担当する楽器が、パートを超えて集まって練習をすることが大切です。音を聴き合うことで、合奏でも音が合うと、アドバイスをいただきました。
「メロディーを支えるハーモニーを大切にしましょう。」13小節目からは、トロンボーンからコルネットにバトンを渡すことを意識すること、Bでは、メロディーをつなぐチューバの音をしっかりと聴かせること、DとIでは、2つ目の旋律のアルトホルンの音を強くすること、111小節目からのアルトホルンの音も大切なこと、曲のラストは、トロンボーンとスネアドラムがメロディーの伴奏をすること・・・。ここでも、たくさんの学びがありました。
テレビ通話を通して、ピアノ演奏で音を聴かせていただいたり、楽譜をもとに演奏のポイントを伝えていただいたり、30分の熱いご指導をいただきました。メンバーみんな夢中でメモをとり、あっという間に時間が過ぎました。笑顔でテレビ画面に手を振り、感謝の気持ちを伝えるメンバーに充実した時間を過ごしていたことが分かりました。
体育館練習も、大会前ラストです。この暑さもずいぶん慣れました。本当に元気なメンバーです。毎日の練習で、体力がずいぶんつきました。
「先生、13小節目から演奏したいです。」、101からの声には、「続けてGもしたいです。」6年生のメンバーは、本当によく成長しています。スコアを手にしてから4か月、♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の隅々まで理解できるようになりました。
空を駆ける。
広い大空を自由に羽ばたくように、どこまでも続く青空を音で表現できるようになりました。愛媛県大会は、目の前です。私たちの青空の交響曲の完成も近づいています。
※余土小学校のホームページは、夏休み中も更新しています。時間があるときに、ぜひご覧ください。