山静かに歩む日々(金管バンド部)

 「はい、分かりました、がんばります。ありがとうございます。」、これは、大会直前の静かな土曜日、多目的室で見た輝く風景です。

 ティンパニの前に立つ5年生は、少し緊張をにじませながらも、保護者会のみなさんにまっすぐな笑顔を向けていました。スティックをにぎる手には、本番への思いが静かに宿っています。言葉を交わすたび、その気持ちを応援するたくさんの人々に温かな思いが広がっているように感じました。この心を重ね合う時間は、張り詰めた日々の中で、そっと背中を押してくれる、やさしい休符です。

 山静かに歩む日々。

 ♪「やまなみのしらせ」、余土小学校金管バンド部は、長い登山の最後の静かな尾根を、一歩一歩かみしめながら山頂に向かって進んでいます。自分たちの音が少しずつ見えてきました。それは、もう全力疾走ではなく、今ある力を整える毎日となっています。

IMG_7028  IMG_7029  IMG_7030

IMG_7031  IMG_7032  IMG_7036

IMG_7038  IMG_7040  IMG_7043

 楽器の搬入や搬出、この日の練習では、保護者会のみなさんと、この夏初めてのステージに向け、たくさんの打ち合わせをしました。本番に向かうみんなの背中を、見えないところから支える時間です。その約束は、ただひとつの作業の確認ではなく、明日響く一音をそっと支える伴奏のようでした。「ぐんと伸びていますね。みんなの成長を感じます。」、温かな一言もいただきました。大切なステージを終えるまでずっと、たくさんの感謝の気持ちを伝えていきましょう。

 「今までで、一番の演奏ができた。」、見えないステージでのリハーサルは、たくさんのエネルギーをもたらせました。「2年前のことを覚えています。私たちも今年、GOLD金賞を目指します。」(アルトホルン 6年生・ユーフォニアム/バリトン 6年生)、日を追うごとに、6年生20人の気持ちは強くなっています。

 「今、私たちは先輩たちより上手くなっていますか?」、「私たちが3年生のときの西日本大会は、どんな感じでしたか?」、「新入部員のみんなは、かわいいです。私たちもそうでしたか?」、6年生のみんなから、懐かしい話をたくさん聞くようになりました。

 金管バンド部の毎日や、♪「やまなみのしらせ」のよさを伝え合う、トロンボーンの6年生と、パーカッションの6年生、ジュニアバンドフェスティバルでは、58人みんなとファミリーみんなで演奏を楽しみましょう。