今治の国際交流から、私たちにできることを考える(4年生)

 2月25日()5時間目に、4年生の公開授業を行いました。社会科「わたしたちの県の特色ある地域『国際交流がさかんなまち 今治市』」で、「今治市の人々は、外国の人共にくらすためにどのような取組をしているか、資料を活用して調べ、話し合う。」をねらいに学習を進めました。本時は、単元の終末(7/7)にあたります。学年5Tで、クイズ形式で授業を進めました。

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 単元の終末では、これまでの学びをふり返り、予想したことや多面的・多角的に思考・考察したこと、理解したことを想起させ、本質的把握ができるように導くことを目指しました。

 本時の目指す本質的把握は、次のように設定しています。

 「今治市では人々が協力し、特色あるまちづくりや観光の発展に努めている。在留外国人が多くいろいろな国の人が住んでいるため、市だけでなく様々な立場の人が国際交流に取り組んでいる。どんな人でも参加できるこの取組に、私たちも興味をもち続け、多文化共生社会の一員としてできることを考えなければならない。」

 本時は、まず資料として前時のクイズ大会(しまなみ・おんまく・今治タオル・その他を通した国際交流)の写真を多数掲示し、ふり返る場面をもちました。「今治の国際交流のよさを伝えることができた。」など、多くの児童が、交流の良さを感じていました。

 そこで、「外国の人に伝えるとすれば、ここにどんな工夫をプラスするとよいか。」意見を求めました。外国語で資料を作る、英語で伝える、翻訳機を用いる等の発言は、自分事としてとらえた意見だと言えます。そこで、資料(ちらし)外国人に向けた「くらしと日本語教室」、(ちらし)だれでも参加できる「インターナショナルフェア」を提示しました。児童から「今治の人は、日本語教室を開き、外国の人が安心して生活できるよう工夫している。」、「だれもが参加できるフェアで、外国の文化も知る機会がある。」といった反応が見られました。これは、日本のよさを伝えるだけでなく、私たちも外国の伝統文化を知る必要があるという視点だと言えます。

 本時は、その他にもたくさんの資料を提示するとともに、たくさんの話合いの場をもちました。「愛媛県の市や町は、外国のいろいろな都市やまちと姉妹都市や友好都市になっています。このように外国の都市やまちを交流しているのは、なぜだろう。」は、「おにぎりタイム」のテーマです。

 「お互いの文化を知るため。」「仲良くなるため。」「日本のよさを知るため。」「外国に興味を持ち続けるため。」と、ここでも多くの意見を聞くことができました。

 単元の終末の社会科日記には、次のような記述が見られます。

〇今治の人々は、外国の人々と仲良くくらすため、良さを伝えるたくさんの交流をしている。外国の人が日本に来ていたら、日本のよさを伝えたいと思いました。国際交流をするといろいろな人とのつながりが深まり、仲良くすることができると分かりました。

〇この勉強を通して、今治のこと、国際交流や友好都市についてたくさん学ぶことができ、国際交流で仲を深めていることが分かりました。私たちも外国の人と仲を深めたいと思いました。

〇みんなと話し合うたびに、私と考えが違っていて、私も少し考え方を変えてみたりしました。こんな風に、国と国とが仲良くなれるといいと思います。

〇私は、今治市のよさ、国際交流のよさを知ることで、外国のよさも日本のよさについても考えるようになりました。どの国もいい国だと思うので、互いに考えを伝えることがとても大切だと思いました。国際交流についてもっと考えていきたいです。

〇もっともっと外国のことを知りたいと思った。

〇今治の国際交流をクイズにして、そのことで今治について詳しくなりました。外国のことも国際交流についても深く知ることができてよかったです。

〇インターナショナルフェアというイベントは、無料で開催されていることが分かりました。私も、英語で今治市のパンフレットを作ってみたいです。

〇「おにぎりタイム」を通して、外国の人とつながりを深め、理解し合っていること、仲間という存在で理解し合っていることが分かりました。

 ねらいとする本質的把握に迫る社会科日記ではないかと考えます。自分たちの社会への関わり方、よりよい未来の在り方、社会についての理解、社会への関心の高まりいずれも感じることができました。