内子町はどんなまち?(4年生)

 3月2日()1時間目に、4年生の公開授業を行いました。社会科「わたしたちの県の特色ある地域『伝統や文化を生かすまち 内子町』」で、「内子町の写真や動画、地図をもとに話し合い、学習計画をつくる。」をねらいに学習を進めました。本時は、単元の導入(1/7)にあたります。

 県内の特色ある地域の学習では、①特色ある地域の位置・②自然環境・③人々の活動・④産業の歴史的背景・⑤人々の協力関係に着目することを大切にしました。

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 授業の冒頭では、地図帳を用い、内子町の位置を確認しました。これは、上の①にあたります。子どもたちは、索引から内子町の位置を見付け、方位記号を用いて松山市の南に位置していることを、縮尺を測って松山から30km離れていることを理解することができました。地図帳をとても上手に使っています。

 次に、(動画)愛媛県内子町PR動画を用い、内子町の特色について考えさせました。この動画には、山に囲まれた町の様子や、まちなみ保存地区・内子座・和ろうそく・竹工芸・木工芸など、古くから残るものが掲載されています。「行ったことがある。」、「ろうそくをつくっている。」、「古い物がいっぱいある。」など、子どもたちは、たくさんの発見をしました。これが②③になります。ここで、単元名「伝統を生かすまち…」と学習問題「内子町の人々は、伝統や文化を生かして、どのようなまちづくりをしているのだろう。」を提示しました。

 内子町のまちなみを散策する疑似体験する活動では、(地図)内子町の観光マップと(動画)内子の町並み散歩を活用しました。JR内子駅から始まる動画は、内子座→商いと暮らしの博物館→重要文化財本芳我邸→…と続きます。地図に赤丸印をつけることで、内子駅から続く道の先は、600m続く町並保存地区になっていることを発見することができました。子どもたちは、地図上で移動しながら、古い建物が町のあちこちに残されていることを発見することができました。

 ④歴史的背景の確認には、(写真)1975年ごろのまちなみと(写真)2012年ごろのまちなみを活用しました。昔と今を比べさせると、子どもたちは、「電柱がなくなっている。」、「建物が古い雰囲気のまま新しくなっている。」、「民家の形が変わっていない。」「変わらずきれいに残されている。」と、たくさんの考えを表しました。

 子どもの「50年以上前の建物がどうして、そのまま残っているのだろう。」のつぶやきから、本単元の学習計画「内子町の人々は、まちなみを守るためにどのような工夫をしているのだろう。」を提示しました。本時の「おにぎりタイム」のテーマ(予想)にもあたります。

〇人々が大切に守ってきた。    

〇古い物を残し、どうしてもだめなものは、写真で記録する。

〇ペンキを塗る、古くなった素材だけをかえるなど、少しの工夫でずっと続くようにした。

〇同じ外装のまま、内装は現代風にリフォームした。 

〇形を変えないように工事をしている。

〇災害の対策も必要だ。      

〇住む人や来る人が伝統を感じられるように残している。

 子どもたちは、上のように、グループで積極的に意見を交わしていました。「これらの活動は、だれがしているのか?」という新たな視点(上の⑤)を与えて、本時のふり返りの時間としました。社会科日記には、次のような記述が見られました。

内子町のいろいろなことが調べられそうだと思いました。いちばん気になるのは、どうして昔のままで残し、まちなみを守り続けているのかということです。なぜそんな難しいことをするのか、建物がこわれたらどうするのか、いろいろと大変なことが思い浮かびます。なぜ、わざわざしているのか調べてみたいです。

内子町は、山に囲まれる自然がいっぱいの町で、行ってみたいと思いました。古い物も大切にしています。まちなみが昔とほとんど変わっていないことにびっくりしました。

内子町は、これまでの砥部町、今治市に比べて、あまりイメージがなかったのですが、まちなみを大切にしているということで、いちばん興味をもつようになりました。

 次時以降、上の「おにぎりタイム」のテーマで、調べ学習をすることになっています。