石の形は変わるの?(5年生)

2025年12月8日 08時00分

 10月31日(金)2時間目の理科室です。

 5年1組の子どもたちが、理科「流れる水のはたらき」で、学習問題「流れる水のはたらきで、石の形が変わるだろうか」を追究しています。

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 今回の実験に使っているのは、生け花用のスポンジです。この実験では、スポンジが川原の石の代わりになっています。プラスチック容器に、スポンジを入れて水を入れ、ふたをして何度もふる作業を続けます。ふるという行為が、川の流れの速さや水量の大きさを表しています。

 「どんどん、角が取れていっているね。」

 もともと3cm角のスポンジは、50回ふると角が少しとれてきました。

 「小さくなってきたよ。横幅が1cmということは、もとの大きさの半分以下になっているね。」

 さらに100回、150回とふると、小さく丸くなりました。

流れる水には、川原の石をより小さく、角をけずり丸みをおびた形に変えるはたらきがあることが分かりました。

 実験結果は、タブレット端末を使ってまとめました。もとの大きさ、50回ふったとき、100回ふったとき、150回ふったときの写真を比べると、小さく形を行く様子がはっきりと分かりました。実験で使ったスポンジに、物差しを添えて写真を撮ることも、まとめのこつです。

 本単元では、身近な生活とつなげて、増水した川の水によって起こる災害と,災害を防ぐくふうを調べる予定になっています。5年生のみなさん、今、進めているたくさんの実験を身近な生活にもつなげていきましょう。