空の青さは(金管バンド部)

2025年5月3日 08時00分

 「♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』のまでを演奏できるようにしよう。」

 これは、4月、最終日の私たちの目当てです。新しいメンバーでの活動は、はや1か月が過ぎようとしています。部長さん、副部長さんに、お話を聞いてみると、次のような思いを伝えてくれました。

 「目標としてきた、『明るく、楽しい部活にしたい。』、『毎日、行きたい部活にしたい。』は、今、よくできていると思います。」(トロンボーン 6年生)、

 「新しい顧問の先生の、新しい練習方法にも、楽しく取り組むことができています。課題曲♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』を、大きな舞台で演奏する日を楽しみにしています。」(コルネット 6年生)

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 この1か月で、♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の譜読みは、ずいぶんと進みました。パート練習では、全体合奏ではできない、個々のパートごとの補充練習をがんばってきました。1st、2nd、3rd、小パートの練習でも妥協することなく、音を重ねるよう話しています。譜読みがきちんとできているか確かめたり、全体合奏で課題となったことを合わせてみたり、そんな様子をパート練習のそれぞれの場所で見ることができます。パートリーダーのみんなの思いがしっかりと表れています。

 Aから後の「♩100」は、今、練習している速さです。楽譜通りの「♩148」のテンポではなく、ゆっくりのテンポの練習は、正しく音を伝えられるようになるために大切な練習です。地道な取組ですが、パート内の音は、ずいぶんとまとまってきました。インテンポ(正確なテンポ)での演奏は、もう少しでできそうです。

 「音がよく出る、みんな明るいアルトホルンパートです。誰かが音を出し始めると、自然に合奏が始まることもあります。」(アルトホルン 6年生)

 6つのパートの6つの空。その色合いは、淡い青から深い青へ、パートの輝きとともに増しています。6年生の6人のパートリーダーを中心に、後輩部員のやる気を引き出す声掛けが、ずいぶんとできているようです。

 「金管バンド部のみんなの音は、教える私たちにも、やる気と元気を与えてくれるようだ。」、顧問の先生と、そんな風に、いつも話をしています。

 最初の大きな舞台まで、3か月を切りました。空の青さは、毎日変化しています。