ドンドンと響くリズム(日招太鼓クラブ)
2024年6月3日 08時00分 日招太鼓クラブの活動を紹介します。4~6年生の15名の子どもたちが、外部講師の先生に教わりながら保免の日招八幡大神社に伝わる伝統芸能日招太鼓を楽しんでいます。
日招八幡大神社の名前の由来を「わたしたちの余土(平成28年3月発行)」より紹介します。
「今から800年ほど前の源平のころ、佐々木史郎高綱の合戦の中、日がくれかけました。戦はまだまだ終わりそうにありませんが、夜になると不利になります。そこで、西の空にどんどんしずんでいくお日さまをおおぎでまねきました。すると、不思議なことに、しずみかけたお日さまがもどってきて、あたりが明るくなり戦いに勝ったといわれています。」
日招八幡大神社では、10月豊作を祝う秋祭りで、日招太鼓や獅子舞が踊られています。そんな長い歴史をもつ日招太鼓を余土小学校でもたたいてみようと毎回のクラブ活動で練習をしています。大太鼓に締太鼓など、ドンドンと響くリズムは、迫力満点です。子どもたちは、日招太鼓をたたくことを通して、地域の伝統に触れ、地域のよさを守っていきたいとの思いをもつようになっているようです。