脱穀・籾すり(5年生)
2025年11月17日 08時00分 10月上旬の稲刈りから、2週間が経過しました。稲穂も十分に乾いたころ、5年1組では、脱穀と籾すりの作業を行いました。5月の田植えから、6か月、総合的な学習の時間「米はかせになろう!」で行ってきたバケツ稲の農作業は、いよいよ最終段階です。
脱穀には、牛乳パックを使いました。乾かした牛乳パックの口に、稲のもみの部分を入れて口を閉じ、手で押さえておきます。稲の茎を引っ張ると、稲もみが稲からはがれて、牛乳パックに落ちる仕組みです。「よく乾燥ができているね。」、「どんどん稲もみがはがれていくね。」と、子どもたちも口々に感想を話しながら活動を進めていました。
籾すりには、すり鉢と軟式ボールを使いました。少量の稲もみをすり鉢に入れて、軟式ボールで下の方から少しずつ回しながらすり上げていくと、米から籾がはなれるという仕組みです。「多いと上手くいかないね。」との声には、「すり鉢と接する面が多くなる方が効率よく作業できるよ。少量の籾で何度も繰り返ししてみよう。」と、先生から声が掛かっていました。「籾すりをするとよい香りがしてきたよ。」と、すり鉢に顔を近づける子どももいました。
90分の活動で、だんだんと、食べることのできる米の形に近付いてきました。「自分たちの育てた米は、どんな味がするのだろう?」、「早く食べてみたい。」という声も聞こえてきました。5年生のみなさん、試食が楽しみですね。ぜひ、ごはんの味を教えてくださいね。6か月の活動のまとめもがんばっていきましょう。