貴族と武士(6年生)
2024年9月23日 08時00分 6年1組の社会科の授業の様子です。歴史の学習は、平安時代の終わりまで来ました。この日は、「貴族が政治を行った世の中は、どのようなものだったのだろう。」をめあてに学習を進めました。貴族の服装や屋敷、食事や一日のくらしを手掛かりに、日本風の文化が生まれたことをまとめました。
次に、視点を次の時代に力を持つ武士に当てて、「鎧と刀を身に付けている。」、「武士の館は、堀で囲まれ戦いに備えている。」、「武士は武芸に励んでいた。」など、資料からその特徴をまとめました。
そこで新たなめあて「武士の登場によって、世の中はどのように変わったのだろう。」を設定しました。資料として、この時代の終末にあたる「元寇」の絵図を示し、「貴族に政治を任せるとどうなるか。」「武士の場合はどうか。」について「おにぎりタイム」で話し合いました。子どもたちは、グループで自分の考えを出し合ったり、全体で話し合ったりして、「貴族は、お祈りや話合いによって、戦いを避けるのではないか。」、「武士は、戦いによって日本を守っていくと思う。」、「武士の登場は、必然的なものだったのだろう。」など、活発に意見を交わしました。
子どもたちは、学習することによって、鎌倉時代の学習に興味を持ち始めています。6年1組のみなさん、武士の世の中は、どんな特色を持つのか、調べ学習や話合いで明らかにしていってくださいね。