夢みる余土小プロジェクト②~音楽でいろいろなことをしてみたい~(4年生)
2024年5月31日 08時00分 「日本の文化に少しでもふれてもらえるとうれしいです。」
音楽科「日本の楽器をたずねて~ことのみりょく~」の学習は、講師の先生のこんな一言から始まりました。
今日(5/14)は、日本に古くから伝わる楽器である箏を演奏する日です。♪「さくら さくら」を、歌詞や弦(糸)番号で歌う4年生のみなさんの笑顔は、期待でいっぱいでした。今日のめあては、「よく響く音で演奏しよう。」です。
まずは、講師の先生の演奏を聴かせていただくことになりました。これまでの自分たちの演奏とは違う左手の使い方を間近にみて、子どもたちは音の余韻をしっかりと感じることができました。音を連続して上下させるビブラートの響きに、「すごいテクニックだった。」、「音がとても響いていた。」と、たくさんの感想を伝えていました。
そして、9グループに分かれて箏の練習をしました。講師の先生から、「竜角の場所にななめに姿勢よく座るようにするといいよ。」、「右手の爪を弦(糸)に落とすように当てるとよい音が鳴るよ。」、「左手を弦(糸)に添えると、音が響くよ。」と、子どもたち一人一人に具体的なアドバイスをいただきました。
「響きがよくなった。」、「少しゆっくり演奏して音の余韻を楽しもう。」と、子どもたちは意欲を高め練習を続けていました。子どもたちの音は、みるみるうちに変わっていきました。しだいに、子どもたち同士もアドバイスし合う姿が見られるようになりました。
練習の終わりの、いつまでも楽器に触っていたいという子どもたちみんなの表情が印象的でした。講師の先生の演奏やアドバイスを聴いて、素直に驚いたり、感心したり、いろいろなことを感じ取ろうとする子どもたちがとてもかわいらしく感じました。