二酸化炭素が増えている!(6年生)
2024年4月23日 08時00分 4月16日(火)5・6時間目の第1理科室です。6年2組の子どもたちが、理科「ものの燃え方」で、たくさんの実験に取り組んでいます。
前回の実験では、集気びんの中に火のついたろうそくを入れふたをすると、10秒ほどで火が消えることが分かりました。そこで今回は、なぜ消えたのかを確かめることになりました。子どもたちの予想は、「空気が無くなった?」、「空気が変わった?」が大半を占めていました。そこで、まずろうそくの火が消えた後の集気びんを水槽に入れてみることにしました。ぶくぶくと泡が出たことから、空気があることが分かりました。次に、ろうそくの火が消えた後の集気びんに、もう一度ろうそくの火を入れてみることにしました。すると今度はあっという間に火が消えてしまいました。空気は火を消す性質に変わったようです。
そこでもう一度予想をしました。「空気がどんな風に変わったのだろう。」の問いでは、酸素や二酸化炭素という言葉が出てきました。そこで、二酸化炭素に反応する石灰水を使って3つ目の実験をすることにしました。火が消えた後に試してみると白く濁り、二酸化炭素が増えていたことが分かりました。たくさんの子どもたちは、「火が消えた原因は、二酸化炭素にある!!」と感じたようですが、本当にそうでしょうか?次の時間には、新たな問いを投げ掛けたいと思います。