蒼空(金管バンド部)
2025年6月21日 08時00分 「今、♪『ラ』まで吹くことができるので、次は、♪『シ』の音が出せるようにがんばります。」(トロンボーン 3年生)、「♪『校歌』の楽譜をもらったので、早くできるようになりたいです。」(パーカッション 3年生)、「音が出せるようになったので、次は、タンギングができるようにしたいです。」(チューバ 4年生)、「♪『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド』がきれいに出せるようになって、早く合格したいです。」(コルネット 3年生)、「♪『校歌』を少し吹くことができるようになったので、もっとできるようにがんばりたいです。」(トロンボーン 4年生)、「高い音がきれいに出せるようにがんばります。」(ユーフォニアム 4年生)
蒼空(そうくう)、6月の澄み渡った青紫の空。
季節とともに、刻一刻と色鮮やかに変化する空に、私たち金管バンド部の音楽が重なります。入部から10日、新入部員さんからも、めあてを発表する声が聴こえてくるようになりました。新入部員さんの瑞々しいその青色は、私たちの青空の物語にとって大切な1ページです。音を出すことが楽しい毎日は、しだいに音楽をつくるステップへと、歩みを進めています。
音楽室に入ると、音出しを始めるチューバ新入部員さん、その素敵な響きに拍手を送るチューバ6年生、先輩と後輩のあたたかな関係をほほえましく感じました。
「私たちの金管バンド部に、16人の新しい仲間が入部しました。総勢63人のBANDになりました。これからみんなに、部活での練習方法や、1年間の流れを伝えていこうと思っています。新入部員のみんなは、今、♪『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド』の音出しから練習を始めています。私たちと一緒に音楽を楽しむことができるように、私たちも一生懸命サポートに励んでいきたいと思います。」(金管バンド部 部長)
新入部員のみんなは、先輩たちに見守られながら、少しずつ成長をしているところです。
「先生、もう1回合わせてみよう!」と、新入部員の3人(トランペット 3年生、チューバ 4年生、トロンボーン 4年生)。♪「校歌」が少し吹くことができるようになってうれしくなったのか、副顧問の私に何度も、前奏のお願いがありました。その小さなBANDは、新しい青空です。先輩メンバーの合奏に加わるとき、どんな色を添えてくれるでしょうか?空が出逢うそのときまで、共に練習を進めていきたいと思います。