砥部焼のつくり方は?(4年生)
2026年1月28日 08時00分 1月23日(金)5時間目に、4年3組の公開授業を行いました。本時は砥部町の3時間目(3/7)、ねらいは「砥部町の焼き物砥部焼は、どのようにしてつくられているか、資料を活用して調べまとめ話し合う。」です。
学習問題の提示後、まず、「資料①(動画)動画ができました!砥部焼 梅山窯」を提示しました。砥部焼をつくる工場のことを「かま元」という言葉をおさえ、動画を見る視点として、ア:働く人の数・イ:どんな人が働いているか・ウ:仕事の様子・エ:使っている道具の4つのポイントを提示しました。これらは、産業に携わる人々がどのような仕事をし、どのような工夫や努力をしているかを、資料から読み取るために必要な視点です。子どもたちは、「すごい、真剣にがんばっている。」、「あの道具使ってみたい。」、「山の風景に歴史を感じる。」など、たくさんのつぶやきをしながら動画を視聴し、ア:10人以下の小さな工場・イ:男性や女性、有名な作家や若い人、ウ:職人による手仕事・エ:ろくろやごす(絵の具)を読み取ることができました。人々の活動を捉えることができたと言えます。
次に、「資料②(ホームページ)梅山窯 砥部町公式」を提示しました。「文章が多い、読めるかな?」との声も聞こえましたが、資料を読み取る視点として、オ:このかま元ができたのはいつ・カ:外国で人気があったのはいつ・キ:生産が落ち込んだのはいつ・ク:手仕事が評価されたにのはいつを与えることで、オ1882年・カ:明治・キ:大正から昭和初期・ク:昭和28年を読み取ることができました。4年3組の子どもたちの育ちを感じる場面でした。産業の歴史的背景を捉えることができたと言えます。
ここまでのまとめとして、「資料③砥部焼ができるまで」をロイロノートで提示しました。生産過程をいくつかの写真で表す資料は、産業の学習でよく見られる資料ですが、今回は、写真を資料から抜き、下にランダムに表示してみました。子どもたちに写真を正しい場所に動かすように伝えると、子どもたちは、写真や文章にある人々の活動を見ることができました。ケ:機械でしていることと手作業でしていることは?と問うと、「丁寧でしなければならないことは、人の手でしている。」、「こうやって伝統を受け継いでいる」、「今は、登りがまではなく機械で焼いている」と様々な反応を聞くことができました。
「資料④(地図)砥部焼伝統産業会館あたりのかま元」では、かま元は70以上あり、砥部町全体に広がっていることを読み取ることができました
本時の「おにぎりタイム」は、「かま元の人たちは、どのような思いで砥部焼をつくっているのだろう。」です。子どもたちは、次のような考えを出しています。
「砥部焼を受け継いでいきたい。」「砥部焼を有名にして観光の宝にしたい。」「お金儲けをしたい。」「きれいな形をつくるためにがんばりたい。」「自分たちが作った砥部焼を広めていきたい。」「みんなに砥部焼の良さを知ってもらいたい。」
これらは、人々の活動や歴史的背景を自分ごととして捉えている姿と言えます。
終末には、「資料⑤かま元の人の話」「資料⑥陶芸塾で学ぶ若い人の話」を活用しました。ここには、「よさを伝えたい」「作る喜びとお客さんが使ってくれる喜び」「技術を学ぶ」「心を学ぶ」など、職人さんたちの生き生きとして言葉が掲載されています。上の考えと一致することが多く、子どもたちは、今回の学習の成果を感じることができました。