皐月、澄み切った青空を見上げる頃(金管バンド部)
2025年5月24日 08時00分 皐月、澄み切った青空を見上げる頃。
私たち金管バンド部は、16名の新入部員を迎えました。風は、清々しく心地よくそよいでいます。新緑が眩しい光に反射する鮮やかな季節に、私たちの新たな風景を重ねました。
「新入部員に優しく接するようにしましょう。」
コルネット/トランペット・アルトホルン・ユーフォニアム/バリトン・チューバ・トロンボーン・パーカッション、6年生6人の優しい眼差しに見守られながら、新入部員のみなさんは、たくさんの楽器を手にしました。
「吹くときに、ほっぺをふくらまさないようにすると、音が良く出るよ。」(トロンボーン 6年生)、「音が出始めたから、今度はきれいに出すことができるようにがんばって。」(アルトホルン 6年生)、「ちょうどいい音量でたたくことができているよ。」(パーカッション 6年生)、「みんな上手く吹くことができているよ。」(コルネット 6年生)
新入部員さんの思い、先輩メンバーの思い、その2つが重なり、楽器に音が伝わったように感じました。「音が出た。」その感動は、何にも代えられない素敵な経験だったのではないでしょうか。「この楽器を吹いてみたい。」、「よく音が出た楽器はどれだったかな?」と、新入部員のみなさんも、たくさんの思いをもって、練習の初日を過ごしたことと思います。今週、もう一度練習をして、パートが決まることになっています。顧問の先生も、パートリーダーさんも、みなさんの適正を考えているところです。
新入部員のみなさんのために、たくさんの楽器を準備したり、身振り手振りで音のイメージを伝えたり、手本の音を出してみたりと、がんばる6年生。笑顔つながる心地よい時間が流れる音楽室には、夕方の柔らかな青空が届いているように感じました。
日差しが強く、夏を思わせるような1日でした。太陽の光の眩しさ、からだの中に湧き上がる暑さを感じる季節。夏めく青空の中、余土小学校金管バンド部は、新しいスタートを切りました。