空が出逢うとき(金管バンド部)
2025年7月12日 08時00分 「新入部員のみんなが、♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』と♪『シンクロBOM‐BA‐YE』で、吹くことができる部分が増えるように、みんなでたくさん教えよう。」
6月の最終週、月・火曜日の練習では、副顧問の私からみんなに、今日の目当てのリクエストをしました。壮行会まで2週間、初めての舞台は、目の前です。
2日間のパート練習では、たくさんの新入部員さんが、合奏のデビューを果たしました。
コルネットパートでは、先輩メンバーと新入部員さんのあたたかな関わりを見ることができました。「分かる?」、「今のところは、さっき練習したあの部分だよ。」、「次の演奏で良い音が出るように、今度は、休憩しておいてね。」と、優しい声掛けは、パートリーダーさん。「今日は、新入部員さんが初めて合わせるので、テンポを♩100に落とします。」の声には、6年生の2人が、パートリーダーとアイコンタクトを交わしました。2人は、自らの演奏を止め、新入部員さんの楽譜を指さしながら、新入部員さんにアドバイスの声を掛けていました。恥ずかしそうに参加する新入部員さんでしたが、「一緒に音を出すことができた。」その感動が、笑顔に表れていたと思います。
マンツーマンで教えるアルトホルンパート、合奏の中で音楽を楽しむパーカッションパート・・・、どのパートも、6年生みんな一生懸命です。
全体合奏は、部長さんのカウントで始まります。新入部員さんも、初めて参加しました。合奏のふり返りでは、「リズムがぶれるところがあるので、気を付けましょう。」(パーカッション 6年生)、「テンポがずれることがあるので、メトロノームを意識して演奏しましょう。」(トロンボーン 6年生)と、多くの6年生が修正点を伝えていました。
「♪『シンクロBOM‐BA‐YE』の全体の流れが分かってきました。」(トロンボーン 3年生)、「♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』の最初の部分を、一緒に演奏できました。」(コルネット 3年生)
空が出逢うとき。
先輩メンバーの音と新入部員さんの音の出逢いに、美しい青空に風が立つ、そんな素敵な風景が見えました。空は、ぐんと高くなりました。メンバー63人。私たちは、再びスタートラインに立ちました。ファミリーみんなで、笑顔と元気を届ける演奏を目指し、毎日いっしょに過ごしていきましょう。