立春、春風の始まり(金管バンド部)
2025年2月8日 08時00分 「♪『さくら』の演奏すごいね。初めての合奏とは、思えないよ。柔らかい音だと分かって吹くことができているね。」
立春、春風の始まり。はじめて♪「さくら」を合わせてみました。スプリングコンサートまで、練習はあと14回です。
メンバーみんなの合奏と、顧問の先生のその声に、桜色のあたたかなスプリングコンサートを思い浮かべました。1か月後、メンバーみんなは、どんな音を奏でているでしょう。3~5年生の伴奏の中、卒業する6年生は、その音にどんな思いをこめてソロパートを演奏しているでしょうか。
「♪『シンクロBOM-BA-YE』は、高い音が多いけれど、伸ばす音も多いし、リズムも簡単だから、取り組みやすい曲だと思うよ。先輩といっしょに音を合わせてみてね。」
この日の2曲目は、手拍子のリズムにスケールの大きなフレーズが重なる♪「シンクロBOM-BA-YE」です。心動く先輩メンバーの演奏に、3年生も楽譜を目で追いながら、一生懸命、演奏に参加していました。
どちらの曲も、できるところを少しずつ増やす3・4年生。全員の音が重なるとき、曲の説得力は、さらに増すのではないかと、想像しています。スプリングコンサートの終盤を飾るこの2曲で、メンバーみんなどんな表情を浮かべているでしょう。最後の一拍まで思いを込めて音を伝えていきましょう。
「どうだった?分かった?」と、コルネットの6年生。「ありがとうございます。」のあいさつの後、同じパートの3年生のもとに、すぐにかけつけていました。にっこり笑顔で応える3年生。パート練習のときに教えていた2人のことが気になっていたのか、「流れをつかむことができたら、曲を覚えるのは簡単だよ。」と、2人にアドバイスの声を掛けていました。本当に優しい6年生。こんなふうな関わりがあるからこそ、3年生もどんどん上手になっているんだと思います。
この日も、たくさんの収穫がありました。演奏は、もちろん3~6年生のあたたかな関わりは、いつ見ても心が動きます。