卒業記念でスイングベンチを作ろう!~夢みる余土小プロジェクト~④(6年生)
2025年2月6日 08時00分前回の作業から2週間が過ぎ、いよいよスイングベンチの組み立ての日を迎えました。今回も、木生活の方と、元校務員さんに来ていただきました。金具や手すり、卒業記念のプレートの取り付けと、仕上げの作業はいくつもあります。材料を運ぶときには、「いっせーのーで」の掛け声、「もう一人来て」と仲間を呼ぶ姿に、「立派なスイングベンチを作りたい。」という思いを感じました。
6年2組では、「6D☆YОDО」のマークのバスの形がこだわりです。お世話になった余土小への感謝の気持ちのこもったアイデアと、今年の6年生のテーマ「6(ロック)D(ドリームス)」のアイデア。2人の思いに、「下学年みんなも楽しめるように。」と、もう一人の思いが重なって、デザインができたそうです。「『О』の文字が回転するところがお気に入りです。」と笑顔で教えてくれました。文字を取り付ける3人の作業を、みんな笑顔で見守っていました。
ベンチの部分の手すりを取り付ける作業が始まると、大勢の子どもが集まってきました。前回の経験を生かして、インパクトドライバーでくぎを打ち付けていきます。ベンチを倒したり、起こしたりしながら、みんなで作業を繰り返し、作業が完了しました。
そしていよいよ組み立てです。「慎重に運ぶよ。」との声。鎖でつながると、子どもたちから歓声があがります。土台とベンチがつながれると、拍手が起きました。さっそくスイングベンチに乗ってみます。「記念すべき1人目。」「感想は?」、「どうだった?」、「努力の成果が出たよ。」と、乗っている子どもも、見ている子どももみんなきらきらにこにことしていました。
ゆりかごのような夢心地のスイングベンチができました。アイデアを考えた3人に感想を聞いてみると、「思い描いてきたことが形になった。これが夢みる余土小プロジェクトなんだなあと実感できました。」と話してくれました。
「卒業記念のプレートはどこにつける?」は、この日、最後の相談です。代表の子どもが決まった場所にプレートを取り付ける作業を、みんなでスイングベンチを囲んで見ていました。背板の丸さと幾何学模様が特徴の6年1組、夢みる余土小ポストの飾りがモチーフとなる6年3組、半円のカーブを組み合わせた背板に、座面にもこだわったデザインの6年4組。どのクラスも素敵なスイングベンチが組み立てられました。
この後、ペンキを塗っていよいよ私たちの夢は、完成します。6年生の笑顔つながるスイングベンチをみんなに届けてください。