塩酸は金属を溶かす?(6年生)
2024年12月28日 08時00分 余土小学校のホームページは、冬休みも毎日更新しています!!冬休みは、3日目です。冬休みは、残り10日になりました。
今回のホームページでは、6年生の理科の学習の様子をお伝えします。
12月5日(木)1・2時間目の理科室です。6年1組のみなさんが、単元「水溶液の性質」で「塩酸は金属を溶かすだろうか。」をめあてに実験を取り組んでいます。
実験の手順は6つです。1つ目は、塩酸を溶かした水溶液を蒸発させる実験です。蒸発皿に入れた水溶液をアルコールランプで熱すると、蒸発皿には何も残りませんでした。塩酸の水溶液には固体が溶けていないことが分かりました。2つ目の実験は、塩酸の水溶液の入った試験管にアルミニウムを入れます。3つ目の実験では、スチールウールで同じ作業をします。しばらくすると、どちらも気体を発生させながら溶けていきました。4つ目、5つ目の実験では、アルミニウムとスチールウールを溶かした水溶液を蒸発させる実験をします。すると、アルミニウムからは白い粉が、スチールウールからは黄色い粉が出ました。固体が溶けていたことが分かりました。6つ目の実験は、出てきた白い粉がアルミニウムなのか、黄色い粉がスチールウールなのかを確かめます。出てきた粉に塩酸をかけると、2つ目と3つ目の実験とは違って、何も反応が出ませんでした。でてきた粉は、元の金属とは違うものに変わっていることが分かりました。
手順が多く、思考力の必要な活動でしたが、子どもたちは、熱心に実験に取り組んでいました。危険な薬品も、安全に気を付けて扱うことができていました。