研究授業(1年4組)
2024年9月16日 08時00分 9月11日(水)2校時に1年4組の研究授業を行いました。国語「けんかした山」で、「読み聞かせを聞いたり物語を読んだりしたことを基に、どのように音読するか自分の思いや考えを持ち、友達と伝え合うことができる。」をねらいに学習を進めました。
「けんかした山」は、背比べをしては、自分の方が高いと、いつもけんかしている2つの山と、そこで生活する動物やお日様、お月様が織り成す、起承転結のはっきりとした物語です。
どのように音読するかを考える場面では、3回の「おにぎりタイム」を行いました。
お日様の「けんかはやめろ。」の場面では、先生がお手本を見せ、場面の様子がよく伝わる読み方として、声の大きさや話す速さについて考えました。
お月様の「おやめなさい。」の場面では、子どもたちが考えた読み方の工夫を学級全体で話し合いました。「みんながねてるから、おこさないために小さな声で言うといい。」、「速く読むのは、早くけんかをやめてほしいから。」などの発表に加え、「優しく大きな声で読むといい。」があり、子どもたちが、自分の表現を用いて音読の工夫を考える様子が見られました。
小鳥たちの「はやくくもをよんで~。」での場面では、グループでの話合いもしてみました。友達の「『すごい』をみつける」をめあてに、子どもたちは3~4人のグループで、声に出して読んでみたり、自分の考えのわけを話したり、生き生きと活動していました。
学級全体での発表は、「この子すごいなと思った人を教えて」という、先生の呼び掛けで発表が始まりました。「体が小さいから、小さな声で読むといい。」「でも、遠いよ。」と挿絵をもとに考えたり、「火を消したいから速く読むよ」「必死な感じの声の大きさはどう。」と叙述をもとに考えたり、子どもたちは、様々な考えに触れ、1年生なりに思いや考えが広がったり、深まったり、自己の考えに変容があったようです。
「〇〇さんは、最初は『うーん』と悩んでいたけれど、覚えてる?だんだん上手になって班のみんなに『すごいね。』と思ってもらえるようになったね。みんなも参観日がんばろうね。」
参観日には、どんな音読発表会になるのでしょうか。