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校長先生のお話(全校)

2025年12月3日 08時00分

 12月2日(火)校長先生のお話がありました。

 その中で、谷川俊太郎さんの本「ともだち」が紹介されました。この本には、友達と関わるときに大切なことが「ともだちって」「ともだちなら」「ひとりでは」「どんなきもちかな」「けんか」「ともだちはともだち」「あったことはなくても」の7つの事柄に分けて書かれています。

 「ともだちって」いっしょに帰りたくなる人、「ともだちなら」誕生日を覚えていようなど、心温まる文章がつづられています。最後のページには、手をつなぎ夕日を見た場面、けんかした場面が出てきて、「ともだち」もぼくと同じ気持ちでいるのかな?そんな言葉で、お話が終わります。

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「校長先生のお話」

 全校のみなさん、おはようございます。12月に入りました。2学期も残りわずかとなりました。残りの毎日を元気にがんばって、楽しい、冬休み年末年始を迎えましょう。

 中休みや昼休みに運動場で友達と元気に遊んでいる人をたくさん見かけます。大変うれしく思っています。今日は、その「ともだち」についてみんなで考えていきたいと思っています。

 図書室で1冊の本を見つけました。谷川俊太郎さんの「ともだち」という作品です。谷川さんの文章や詩は、有名なものが多く、国語の教科書に載っている作品もあります。また、外国語で書かれた本を日本語にする仕事もしていました。この本もその一つです。知っている人もいるかもしれませんね。この「ともだち」の中には、「ともだちって」というページがあります。みなさんは、「ともだち」ってどんな人だと思いますか。想像してみてください。谷川さんの本には、こんなことが書かれています。今、自分が考えことと比べながら聞いてみてください。

(読み聞かせ)

 では、もう一つ考えてみましょう。谷川さんは続いて、「ともだちなら」と書かれています。みなさんは、「ともだちなら」どんなことをしていくといいと思いますか。これも想像してみてください。

(読み聞かせ)

 みなさんは、この「ともだちって」「ともだちなら」この2つを聞いて、どんなことを考えましたか。校長先生は、一人の友達のことを思い出しました。その人とは、今は年に数回しか会えませんが、小学校のときに出会って、高校を卒業するまで勉強や運動をがんばってきました。ここに出てくるお話と重なることがたくさんある人です。その人が友達でいてくれてよかったなあと今でも思っています。みなさんにも、今の友達をずっと大切にしてほしいなと思います。それでは、この本の最後のページを読んで、今日のお話を終わりにしたいと思います。

(読み聞かせ)

 今日は、友達について話しました。12月も元気にがんばっていきましょう。