蒼天、深く青い空(金管バンド部)
2025年12月27日 08時00分 「わぁ、何だか忙しい。できるかな?」、そんな風に話してくれたのは、トロンボーンの6年生です。次のコンサートで演奏する、♪「愛をこめて花束を」にも♪「クリスマス・ソング・メドレー」にも、細かなリズムがあって、正確な音のポジションにスライドさせることに苦労しているそうです。「やってみます!」、その声にパートみんなを引っ張っていく、リーダーとしての意気込みを感じました。
12月、クリスマス・ミニ・コンサートまであと1週間、練習の中心は、パート練習から全体合奏へと移行しています。「ドラムをもっとならしていきましょう。」、「メトロノームに合わせて、遅れないようにがんばりましょう。」、練習は、できていないところの確認から始まりました。
今週1日目の合奏で、どのパートも、今、するべき課題を見付けることができました。「みんなが分からないところを、パート練習で確認しておきます。」、チューバの6年生からも力強い声を聞くことができました。どのパートも、頼れる6年生がたくさんいます。
「昨日よりもずいぶん上手くなってるね。」、メンバーみんなそれぞれの課題を少しずつクリアしているようです。2日目の練習では、曲の表現にもこだわって練習することができるようになりました。
「Cからの3小節は、アルトホルンはP(ピアノ)で、トロンボーンのメロディを響かせましょう。」、「ユーフォニアムは、テーヌ―をしっかりとキープして。」、「2番の低音のユニゾンは、トロンボーン・ユーフォニアム・チューバでピッチをそろえてきましょう。2回目の合奏で、♪「愛をこめて花束を」は、ずいぶんと進歩しました。
「テンポが遅いと、曲が重く聴こえるから、♩112をキープしましょう。」、「集中して演奏しましょう。」、♪「クリスマス・ソング・メドレー」も、理想に近付き始めました。
「楽器紹介で、演奏する曲が決まりました。この曲してみたかったんです。」、アルトホルンの6年生からも、コンサートを楽しみにする声を聞くことができました。
蒼天、深く青い空。
空の色は、冬の乾燥した空気の中で、より際立って見えます。クリスマス・ミニ・コンサートまで、練習はあと2回。その音の風景が、どんどんとはっきりと見えるようになりました。素敵なステージに、みんなで一緒に立ちましょう。
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