そびえ立つ大山(金管バンド部)

 朝8:00、青い空と緑の山並みに囲まれた校舎に、打楽器の音が響き始めました。和太鼓を打つ5年生に続くように、ティンパニの5年生が応え、やがて、金管楽器の音が重なると、♪「やまなみのしらせ」が聴こえてくるようになりました。

 そびえ立つ大山(たいざん)。

 愛媛県大会前日の練習風景は、その頂(いただき)を目指して最後の難所に臨む、登山者とも重なります。

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 「前回のステージの演奏を聴かせてもらいました。とてもかっこよくて、曲の良さを引き出すことができていたと思います。」

 この日の練習では、香川県の県立高等学校で吹奏楽部の顧問を担当している先生に♪「やまなみのしらせ」の指導をしていただきました。先生は、前任校を全日本吹奏楽コンクールに8回導いた名指導者で、今年度も、新任校は、県大会で金賞を受賞し、四国支部大会へコマを進めているそうです。

 「冒頭の第一印象を大切にしましょう。アルトホルンは、コルネットと呼応するように、裏の音のトロンボーンとユーフォニアムも対等に、響かせていきましょう。」、「パーカッションのテンポがとてもいいです。ティンパニのクレッシェンドも素晴らしいです。」、テレビ通話を通して、ピアノ演奏で音を聴かせていただいたり、楽譜をもとに演奏のポイントを伝えていただいたり、先生には、30分間の熱いご指導をいただきました。メンバーみんな夢中でメモをとり、あっという間に時間が過ぎました。

 「自分たちトロンボーンが上手くいっていないところを教えてもらうことができました。」(トロンボーン 5年生)、「先生に教えてもらったように、本番では主旋律をしっかりと支えていきたいと思います。」(トロンボーン 6年生)、笑顔でテレビ画面に手を振り、感謝の気持ちを伝えるメンバーに充実した時間を過ごしていたことが分かりました。

 「明日は、金賞を目指します。見ていください。」(アルトホルン 6年生)、壮大な山々をしっかりと一歩ずつ登るように、どこまでも連なる峰々を自分の足で表現できるようになりました。愛媛県大会は、目の前です。私たちの山の交響曲の完成も近づいています。