山風に広がる夏の音(金管バンド部)

 「大きくきれいな音を出して、みんなで金賞を目指します。もう一つ上の目標も考えています。」(チューバ 6年生)

 山風に広がる夏の音。

 愛媛県大会での金賞受賞を経て、四国支部大会前日の朝を迎えた部員のみんな。遠く窓の外に広がる山々の景色と、♪「やまなみのしらせ」の旋律を重ね合わせ、決意を胸に音を合わせます。

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 今日も、低音のピッチがピタッと決まるチューバパート、低音を基準にして上に重なるアルトホルン、トロンボーン、コルネット・・・、全体の低音が安定して響きが豊かになり、バンド全体が美しく調和しています。

 愛媛大会の熱気が静まり、再び譜面台と向き合うみんな。小さな記号の意味を確かめ合う地道な練習は、音に命を吹き込み、仲間の心を一つにするために欠かせない大切なステップです。

 「合奏前のパート練習で、全員の音の高さをそろえてきました。」(アルトホルン 6年生)、テンポの揺れに気を配り、ピッチを合わせ、音の粒を揃える。もう一度基本に立ち返る練習の中で、小さなこだわりが重なり合い、やがてそれは、自分たちだけの美しいハーモニーとなって新しく描き出されていくようでした。

 6年生みんなの頑張る姿は、下級生みんなの憧れです。毎日の練習で、一番に音を出し始めるアルトホルンパートの4年生、背中から聴こえてくるパーカッションの響きに音を重ねていく、ユーフォニアム/バリトンパートの2人の5年生、後輩メンバーもしっかりと育ってきています。

 大会前日となった最終合奏では、職員室からたくさんの先生方が音楽室へ駆けつけてくださり、私たちの演奏を聴いていただきました。先生方の温かいまなざしと拍手に包まれ、メンバーみんな、これまでの練習の成果を出し切る勇気をもらいました。

 明日はいよいよ本番、みんなで肩を並べて、見たことのない新しい景色を笑顔で迎えましょう。