山に刻んだ次の夢(金管バンド部)

 夏の名残ころ、私たち余土小学校金管バンド部は、「第44回全日本小学生バンドフェスティバル(ステージ部門)四国支部大会の舞台に立ちました。

 愛媛県民文化会館で、行われたこの日の舞台でも、6年生20人が中心となって、私たちの爽やかなサウンド♪「やまなみのしらせ」を会場いっぱいに届けることができました。朝の山、風が抜ける稜線、遠くまで広がる眺め、その雄大さと透明感ある眩しい山の風景を、演奏で表現することができたと思います。「今日も上手くなって帰りましょう。」その言葉のとおり、今までの中で、最高の演奏を届けることができました。

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 「プログラム6番 松山市立余土小学校 銀賞」、私たちの夏が終わりました。会場では、涙を見せる5年生がいました。「次の大会があるよ。」と、寄り添う6年生の仲間もいます。悔しい気持ちはもちろん、達成感や安堵感、みんなとの夏が終わった寂しさをもあったのではないでしょうか。

 「楽しかったけれど、やっぱり悔しかったです。それでも良い経験になりました。」(ユーフォニアム/バリトン 6年生)、「いつかもう一度、みんなでこの曲を演奏したいです。」(パーカッション 6年生)、「悔いなく演奏をすることができたので、満足しています。」(パーカッション 6年生)、「四国支部大会でも、楽しく演奏をすることができました。」(アルトホルン 6年生)、「過去一番の演奏ができたと思います。」(ユーフォニアム/バリトン 6年生)、「練習してきた全てを出し切って、間違うことなく演奏できました。」(チューバ 6年生)、「来年こそ、四国支部大会の壁を乗り越えたいと思います。」(アルトホルン 5年生)、「先輩たちに追いつくことがきるか、プレッシャーを感じます。」(コルネット 5年生)、「また来年あります。」(ユーフォニアム/バリトン 5年生)、「憧れの先輩たちを超えることがきるようにします。」(チューバ 5年生)

 どれも素敵な感情です。がんばったみんなにしか表すことができない気持ちだと思います。この夏3つの大きなステージに、予定したメンバーみんな休みなく参加できたことも、素晴らしいことです。4月からの5か月の練習、暑い中行った夏休みの16回の練習も、よくがんばりました。これは、何にも代えがたい尊いものです。素敵な夢、憧れを後輩に託し、6年生は、この夏の活動を終えました。

 山に刻んだ次の夢。

 仲間と重ねた音は、山の稜線のようにまっすぐ未来へと伸びています。山はゆるやかに秋へと歩みを進め、木々もほのかに色づき始めています。私たちの眩い夏の物語を、いつまでもずっと忘れずに。