終業式(全校)

2025年12月25日 10時45分

児童の言葉

「2学期の思い出と冬休みにがんばること」(2年女子)

 2学期の中で、特に心に残っていることは、生活科の「おもちゃランド」の学習です。おもりとゴムをカップにつけて、とことこ車を作りました。はじめは、うまく動きませんでしたが、ゴムをつける場所やおもりの重さを変えると、とことこ走るようになりました。その後、グループでおもちゃランドを開くことになり、5年生が遊びに来てくれました。「走る距離によって点数をつけるといいよ。」とか、「まっすぐ走るように壁をつくるといいよ。」とアドバイスをもらって改良しました。その後、1年生も遊びに来てくれました。車を動かしてうまく進んだので、とても喜んでくれました。景品を渡すと、にこっと笑ってくれました。みんなで協力しておもちゃランドをしてよかったなと思いました。

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 もう一つ心に残っていることは。かけ算の九九を全部覚えたことです。何度も繰り返し練習して、上がり九九、下がり九九、ばらばらで唱えることができるようになりました。これからも続けて練習して忘れないようにしたいと思います。

 冬休みには、なわとびをがんばります。あやとびをリズム良くとぶことができるように練習します。そして、なわとび大会では、1年生のときの記録を更新して、パーフェクト賞をとりたいです。

校長先生のお話

 いよいよ今日で2学期が終わります。

 9月に校長先生が、始業式でお話をしたことを覚えていますか。一つ目は、自分を大切にしてくださいというお話でした。今年の夏は、過去、最も暑いと言われ、9月も真夏日が続きました。その後は、秋らしい秋は来たのかなというくらい短くて、あっという間に冬が訪れました。気温の差が激しい時期が続いたため、体調を崩したり、熱を出したりする人が増えました。そうした中、みなさんは今日まで、自分のことを大切にしながら、目標や夢に向かって本当によくがんばっていました。

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 2つ目にしたお話は、そばにいる友達を大切にしてくださいというお話でした。2学期は、運動会や音楽会、友達といっしょにがんばる行事がありました。そのときにみなさんは、友達を大切にする力を発揮していました。運動会では、がんばっている友達に一生懸命に声を掛けたり、応援合戦では、団長さんを中心に全力で取り組んだりしました。音楽会では、指揮者をしっかり見て、みんなと歌声をそろえたり、素敵な音色を重ねたりして、すばらしい演奏をしました。毎日の学習の中では、友達の声にしっかり耳を傾けたり、困っている友達を見て手伝ってあげたり、友達を大切にする場面がたくさんありました。また、休み時間には。大勢でドッジボールをしたり、なわ跳びの記録更新を目指したりするクラスも見られました。こんな風に、みなさんが友達のことを大切にすることが多くなったのは、友達の良いところをたくさん見つけることができるようになったからだと思います。自分の気持ちを伝える前に、相手の気持ちを考えられるようになった人が、増えたのだと思っています。とても素晴らしいことです。さらに、みんなの笑顔のために自分の力を使う人が、増えてきたとも考えられます。2学期、みなさんが校長先生との約束を守って、一人ひとりが成長したことを、とてもうれしく思います。

 さあ、明日から冬休みです。冬休みも自分を大切に、そして、周りにいる友達や家族を大切にしていきましょう。また、学校にいたときと同じように、交通事故やインフルエンザに気を付けて、楽しい13日間を過ごしてほしいと思います。みなさんと笑顔で、来年の1月8日に会えることを楽しみにしています。

※余土小学校のホームページは、冬休み中も更新しています。時間があるときに、ぜひご覧ください。