青空(金管バンド部)

2025年6月28日 08時00分

 「109小節目からの演奏をがんばります。スラーが連続する部分は、難しいので、特に気を付けたいと思います。」(チューバ6年生)、「Hから後に出てくる高い音を、演奏中に、きれいな響びを出せるようにしたいです。」(ユーフォニアム5年生)「曲の後半では、音楽記号をしっかりと意識して演奏するようにします。」(トロンボーン6年生)

 メンバーみんなのめあては、課題曲♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の後半部分へ、そして、その内容もより細かなものになり始めました。

 「まずは、音出しとチューニングから始めましょう。」、部長さんの声に、今日も部活動が始まります。

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 6月になり、基礎合奏は、ピッチとバランスを整えるトレーニング2から、スラーやタンギングの音型を整えるトレーニング5へと移り替わりました。

 ♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の中盤は、フリューゲルとエスコルのソロパートが印象的な、優雅なイメージです。その、やわらかでこくのある音色を、管楽器みんなが支えるように、音符をつなぐ弧線(スラー)のように、音と音を滑らかに、演奏することが大切です。

 「スラーとタンギングを吹き分けるように気を付けましょう。」、少しずつ区切って進む練習に、メンバーみんな、顧問の先生と、音のイメージを共有していきました。そして、222小節目まで到達。楽譜を手にして3か月、青い空の音楽は、ついに終焉を迎えました。メンバーみんな、うれしさとは違う満足の表情でした。各パートそれぞれで、しっかりと練習をしてきた、きちんと結果を出せた、そんな風にも見えました。

 青空、雲一つない空に。

 この日の演奏は、昨年度まで顧問をされていた先生に、「澄み切った空を届けたい。」そんな気持ちがこもった演奏でした。3月に選曲してもらったこの曲は、みんな大好きな空です。応援に来てくれた卒業メンバーみんなも、心から喜んでいました。「すごいね、上手いね、センスあるよ。」最上級のほめ言葉を、メンバーみんなに、新入部員みんなに伝えてくれました。

 空の青さは、少しずつ色濃くなり始めました。私たちの最初のステージ(壮行会)まで、あと1か月を切りました。メンバーみんなで歩みを進めていきましょう。