この青空の向こうに(金管バンド部)
2025年6月7日 08時00分 「これから部活動を始めます。よろしくお願いします。」
コルネットの5年生、トロンボーンの5年生、パーカッションの5年生、3人のあいさつから部活動が始まりました。この日は、修学旅行の振替休日のため、6年生は、お休みです。6年生の部長さん、2人の副部長さんに指名されて、1日代役を務めます。初々しいけれど、しっかりと役割をこなす様子に、これまで金管バンド部に所属したたくさんのメンバーの姿を思い浮かべました。私たちの音楽は、バトンをつなぐようにずっと続いています。
パート練習でも、5年生のがんばりをたくさん見ることができました。新入部員のみんなのお兄さん、お姉さんは、今日は、5年生が努めます。
「今日は、低い♪ドから、高い♪ドまで出すことができるように、がんばってね。」と、アドバイスの言葉を忘れません。新入部員さんが手にする楽器から音が聴こえてくると、「すごい!私は、できなかったよ。」と、みんなが駆け寄って、声を掛けていました。まるで自分のことのように喜ぶ姿に、見ているこちらもうれしくなりました。
そうすると、もう新入部員さんに付きっ切りになって、持ち方をアドバイスしたり、指番号を教えたり、チューナーで音を確かめてあげたり、自分の知っているたくさんのことを教えていました。
その爽やかな感動に、1年後の余土小学校金管バンド部が見えたように感じました。
「楽器を大切にしていきましょう。」、休みの中、駆けつけてくれた部長さんから、新入部員さんへ伝達がありました。移動のときは、大きな楽器を優先すること、失礼します、失礼しましたのあいさつを音楽室ですること、上靴やトイレのスリッパをそろえることなど、私たちのBANDがずっと大切にしていることは、毎年、こんな風に受け継がれています。
この青空のむこうに。
5年生のみんなは、来年4月からどんな音と音楽を紡いでいくのでしょうか?22名みんなが主役のお話を楽しみにしています。今のうちに、6年生のみなさんに、たくさんのことを教わってくださいね。