血液のはたらき(6年生)
2025年7月4日 08時00分 6月9日(月)の5・6時間目の第1理科室です。6年2組のみなさんが、「血液は、体の中のどこを通っているのだろう。」を学習問題として2つの観察に取り組みました。
1つ目の観察は、脈を探す活動です。手首やこめかみ、首や足に手をあて、血液の流れを確かめました。いつも以上に真剣な子どもたち、集中して脈を探していることが分かります。うまく感じることができるようになると、1分間の脈拍数を測りました。多くの子どもが70~120回ぐらいだったようですが、よくわからなかった子どももいるようでした。
そこで、2つ目の活動では、聴診器を使って心臓の拍動や脈の音を聞いてみました。「ザア、ザア、ザア・・・と、川の流れのような音が聞こえる。」、「生きていることを感じることができる。」といった声も聞くことができました。1分間の脈拍数と拍動の数が、同じぐらいになることに気づく子どももいました。血液は、心臓がポンプとなって、全身をくまなく流れていることとつながります。
この日の授業では、運動した後の脈拍数も測ってみました。運動すると、脈拍数は、増えました。呼吸のはたらきは、肺が酸素を送ること、消化のはたらきは、小腸が栄養を吸収することと、これまでの学習と関連付けて考える場面もありました。「脈拍数が増えるのは、酸素をたくさん必要としているからだね。」「運動すると、おなかが空くのは、血液を通して養分をたくさん取り込もうとしているのかな?」と、新しい気付きもあったようです。
体の中のことも、実験や観察を通して、解決することができました。6年生のみなさん、日常生活の中でも、理科の時間の学びを生かしていきましょう。