情報モラル教育の充実(全校)

2022年9月28日 08時00分

 松山市内全小中学校では、毎月10日を「まつやま・いじめ0の日」として、いじめをなくすための取組を実施しています。余土小学校でも、この日に合わせて「学校生活アンケート」を実施しています。その結果を基に教育相談を行い実態把握に努めるとともに、解決すべき問題があった場合には、学年や生徒指導主事、管理職など、チームで対応にあたっています。また、わたしたち教職員は、この日に限らず、日ごろから気軽に相談できる環境をつくり、児童の言葉に耳を傾けるよう努め、いじめの早期発見に努めています。

 5・6年生の運営委員会の子どもたちも、毎月の「いじめ0の日」に「なかよし」をテーマとした内容を校内放送で行っており、全校みんなで考えていこうとメッセージを送っています。

 「令和4年度 松山市立余土小学校いじめ防止基本方針」は、余土小学校ホームページの「学校紹介」に掲載されています。いじめ防止の取組として8つの項目を設定していますので、ご覧になってください。

  

 新しい項目として、⑤情報モラル教育の充実(1人一台のタブレットの正しい使い方やSNS等との安全な向き合い方の指導)を設定しています。

 松山市では、各小中学校から提出された案をもとに、「ネットを介したいじめやトラブルを防ぐためのまつやま子ども行動宣言2022」を決定しました。

 ①    送る前に受け取る人の気持ちを考えよう

 ②    一人で抱え込まず、誰かに相談しよう

 ③    家族と使い方のルールを決めよう

の3つの宣言です。余土小学校でも、9月上旬に、これらの内容を具現化した「余土小学校『タブレット活用のきまり』」を、子どもたちに指導・配布しました。ある調査によると、小学校でのネットいじめの発生件数はここ10年で、10~20倍にも増加しているそうです。ご家庭でも、ぜひ、このような内容についても話題にしていただき、情報機器との正しい付き合い方について、声をかけていただけたらと思います。