木の芽風(金管バンド部)
2025年2月23日 08時00分 木の芽風。
風に木々の芽吹きを感じるとき。その芽吹きと同じようにふくらんでいく音と音楽が、この学び舎の中にたたずんでいます。私たち金管バンド部も、春を迎える準備をしているところです。
うららかな春の風が待ち遠しいころ、私たち金管バンド部は、スプリングコンサートを開催します。コンサートまであと1週間。眩しい風に、光つつまれる体育館に集い、みんな笑顔の中、練習を進めています。
「大きな体育館でも、きれいな音が響いているよ。」と、顧問の先生。私たちの余土小サウンドは、春の訪れとともに、日々成長を続けているようです。「今日も、少し上手くなって帰りましょう。」、土曜日のこの日も、私たちのその合言葉を胸に刻みながら、楽器を手にしました。
ベルアクションとダンスを披露する♪「はいよろこんで」。コンサートの開幕を告げる♪「ファンファーレ」では、フロアいっぱいに広がって演奏を届けます。チーム別の演奏となる♪「マツケンサンバⅡ」♪「タイムパラドックス」では、ダンスの振付を進めました。まだまだたくさんの準備があります。それでも、会場に来るみなさんに、素敵な時間を過ごしてもらおうと、メンバーみんな一生懸命です。
♪「さくら」では、卒業する6年生のメンバーが、ソロパートをつなぎました。「なんだか緊張するね。」、「先生、もう1回順番に演奏したい。」と笑顔を重ね、繰り返し音を奏でていました。「最後のあいさつは、どうする?」の声にも、「何がいいだろうと?」と、仲間と一緒に、この1年間をふり返っている姿を見ることができました。この1年が「楽しかった。」と、トロンボーンの6年生。6年生のみんなにとって、宝物となるコンサートになることを願っています。
役員のみなさんが、ステージの飾りを届けてくださいました。「ありがとうございます。」と、みんなで感謝の気持ちを伝えました。今度は、私たちの素敵な音と音楽、笑顔と元気で、感謝の気持ちを形にしてきましょう。
「コンサートまで、あと1週間になったね。」、「できることは、元気に過ごすことだよ。」と、この日もさよならのあいさつを交わしました。