夕風、音楽室の窓に虹を見たころ(金管バンド部)
2024年12月8日 08時00分 夕風、音楽室の窓に虹を見たころ。
♪「クリスマスメドレー ~ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス~あわてんぼうのサンタクロース~ジングル・ベル~」
クリスマス・ミニコンサートに向け、新しい楽譜を手にしました。
「おもちゃショップで流れていたよ。」と、コルネットパートの5年生。思わず歌いだすと、みんな笑顔になりました。
パート内の1・2・3のパート分けは、今回は、じゃんけんで決めるパートが多かったようです。それぐらい、どの高さの音でも、どんなリズムでも吹くことができるようになったんだと思います。みんなの成長を感じています。それでも、みんなで話し合って、それぞれの個性やもっている音に合わせてパート分けをしていました。
パート練習が始まると、高い音ほど柔らかく吹こうと話し合う、ユーフォニアムパートの5・6年生。
その中、トロンボーンは、パート分けのオーディションをしていました。1パートになりたいメンバー一人ひとりが、♪「ジングルベル」の決まったフレーズを演奏しました。「結果発表は、緊張する。」と、パートリーダーさん。とあるテレビ番組の高校吹奏楽部の特集の一場面にも見え、思わず微笑んでしまいました。「次の曲では、1パートをお願いね。」、そんな優しい声掛けもありました。「オレンジ色の空が見える。」、トロンボーンパートは、そんな素敵な言葉で、パート練習を終えました。
音楽室に戻ると、「あわてんぼうのサンタクロース」とクリスマスソングを歌う、6年生の2人。もうすぐクリスマス。みんなうきうきとした気分になりました。
「バイバイ」、「気を付けて帰ってね。」そんなメンバーみんなのまばゆいあいさつが、夕日と重なりました。今日もたくさんのエネルギーを得て、元気いっぱいの下校です。
陽が沈む時間が、どんどんと早くなってきています。雨の上がった空に虹を見つけたり、窓に反射する茜色の光を感じたり、私たち金管バンド部は、小さな幸運を積み重ねています。みんな笑顔で、ミニコンサートの準備をしています。