遥か遠い山の頂を望む(金管バンド部)
「Gまでは、よくできました。みんなで合わせてみると、すごく迫力がありました。夏までには、もっと上手くなります。」(パーカッション 5年生)
遥か遠い山の頂を望む。
♪「やまなみのしらせ」、初めてのみんなでの合奏は、音が重なるたびに胸が高鳴る特別な時間が続きます。視界の先に重なる山の稜線が浮かんできたり、心の中の大切な記憶が思い出されたり、メンバーみんなのその序奏は、静かな感動をもたらせてくれました。一人では出せない響きが生まれる合奏に、金管バンド部の魅力を全身で感じることができます。どのパートも、ここまでよくがんばってきました。
ブレスのタイミング、伴奏とメロディの音量、5月半ばのこの日は、周りの音を聴きながら少しずつ練習を進めました。楽譜にメモを走らせるアルトホルンの6年生、バンド全体で課題を共有していきます。演奏が終わるごとに、顔を見合わせたり、アドバイスの声を交わしたり、曲の間の一瞬のタイミングも練習時間です。
「6年生同士で教え合って仕上げてきました。」(アルトホルン 6年生)、目標とするGまでの合奏、この1か月間、同じゴールを目指して取り組んできました。
不安と期待が入り混じる中で始まった初めての合奏は、最後には笑顔と達成感に包まれていたように思います。
「さっき吹くことができなかったところをもう一度してみよう。」、合奏直後のパート練習では、最初に「何を直すか」を全員で話す様子がありました。手拍子や口で歌ってから楽器を吹いたり、リズムと運指を確かめたり、コルネットパートでは、2人の6年生が、短くフレーズを区切って練習を進めています。
次々と花が咲き誇る気持ちの良い季節。
私たちの音色も少しずつ色濃く花開いていました。一音一音を積み重ねていく練習は、一歩ずつ山頂を目指す登山のようです。まだ小さな一歩です。山なだらかに頂を目指すように、ゴールに向かって進んでいきましょう。