芽吹き、淡く色づく山稜(金管バンド部)
「あの楽器は、何という名前ですか?早く演奏をしてみたいです。」
芽吹き、淡く色づく山稜。
春の柔らかな光が、放課後の音楽室に届いています。今年も、金管バンド部の体験入部が始まりました。4月21日(火)・23日(木)・24日(金)の3日間で、15名のみなさんが訪ねてくれています。
♪「シンクロBOM‐BA‐YE」、新しくなったBANDのその音は、清々しく部屋全体を鳴らすようでした。音色は、心から生まれる、ふっと咲く体験入部のみなさんの笑顔に、私たちの歓迎の思いが届いたことが分かりました。「今年も、新しいメンバーでたくさんの曲を演奏していきたい。」、4~6年生みんなも、その音に手ごたえを感じたことと思います。♪「ミッキー・マウス・マーチ」・♪「ライラック」・・・、各パートの楽器紹介では、懐かしい曲が聴こえてきました。「たくさんの曲を知ってほしい。」、そんな思いも感じることができました。
「大きな音が出ているね。すごいよ。」、パート練習に移ると、楽器の構え方を教えたり、演奏の仕方を伝えたり、メンバーみんなと体験入部のみなさんのあたたかな交流を見ることができました。毎年、見るこの素敵な風景に、今年も世代交代の季節が来たことを実感しました。
「3年生のときには、コルネットを希望していました。今、高い♪ファまで出るようになって、ユーフォニアムの楽しさが分かるようになってきました。」(ユーフォニアム 4年生)、体験入部のみなさんの一生懸命な姿に、メンバーみんな当時の自分たちのどきどきを重ねているようでした。マウスピースに振動を伝える練習から始まった体験、体験入部のみなさんには、初めて音が出た感動をいつまでもずっと覚えていてもらいたいと思います。「Bまで自力で譜読みができました。新しくなった楽器でも、良い音が出せるようにがんばります。」(コルネット 5年生)、新しい曲♪「やまなみのしらせ」の練習も同時に始まっています。一つずつ学年が上がったメンバー、体験入部のみなさんを迎え、自覚も育ってきているように感じます。卒業までに、いくつの曲を演奏することになるのでしょう。
淡い山稜に胸の起伏を重ねる。
遠い記憶をたどったり、続く音楽への思いを折り重ねたり、この3日間の体験入部は、1年の活動の中でも、私たちメンバーにとって、大切なひと場面となりました。どのぐらいのみなさんが入部してくれることでしょう。5月、みなさんとの再会を楽しみにしています。