五月、若葉薫る山肌(金管バンド部)
「7小節目の入りのタイミングが少しずれているかな?ここまでは、3拍子だから、気を付けて演奏しよう。」(アルトホルン 6年生)
五月、若葉薫る山肌。
日差しを浴びて輝く木々の緑、新緑を吹き抜ける風、山に満ちる薫りが、放課後の音楽室に届く季節になりました。♪「やまなみのしらせ」、新しい楽譜を手にしておよそ1か月、曲の冒頭のフレーズが、どのパートからも聴こえてきます。
「Gまでが今月末までの目標。」、各パートでは、パートリーダーさんを中心に熱い練習が進められています。メンバーみんなが「楽譜通り」吹くことができているかどうか、細かなアーティキュレーションを見逃していないか、互いに音を聴き合うその様子は、真剣そのものです。
「最初から4小節目まで・・・、次はこの小節から。」(パーカッション 6年生)、「42小節目からは、パーカッションと大太鼓の音が重なるから、よく音を聴いてみよう。」(パーカッション 5年生)、パーカッションパートでは、気になる箇所をピックアップしながら補強練習を進めていました。
「3つの楽器の掛け持ちで大変です。でも、メトロノームに合わせることを意識しています。」、パーカッションパートの6年生も、少しずつ手ごたえを感じているようです。
「1・2・3・4」、一定の速さで吹く感覚をつかむことができるように、どのパートもパートリーダーさんがカウント担当となり、パート内の響きをそろえようと頑張っています。みんなをまとめ、よりよい音に導く姿に、リーダーとして自覚が育っていることが分かりました。
音源を聴き、階名で歌いながら譜読みを進めるユーフォニアムの6年生、先輩から教わったフレーズを何度も吹き、確かめるコルネットの5年生、入部から1年、凛とした表情で演奏するチューバの5年生、一人ひとりのレベルアップが、全体の成長につながっているように感じました。
自然の生命力、5月の山肌は若葉に包まれる美しい風景です。若葉の季節の眩しい光の中、金管バンド部のみんなも、こつこつと音を積み重ねています。