研究授業(5年生)

2020年11月26日 10時00分

 11/24に5年3組で研究授業を行いました。教材は道徳科「ロレンゾの友達」です。この教材には、罪を犯した可能性のある旧友ロレンゾに関わる3人の友達が登場し、「金をもって逃がす。」「自首を勧め、納得しない場合は逃がす。」「自首しない場合は警察に知らせる。」と、友達のために真剣に悩む様子がえがかれています。

 子どもたちは、自分ならどの人の考えに共感できるだろう?と考えをワークシートに書きました。そして、色カード(3色)をもち、自分の立場を明らかにしたうえで、友達と話し合いました。とても悩みながら自分なりの結論を出した子どもたちですが、友達と意見交換をする中で、「本当の友達ならどうするべきだろう。」と考えを広げたり、深めたりすることができました。

 授業の後半には、学級全体でも考えを出し合いました。「本当の友達とは、お互いを信じ合える関係だ。」「友達のことを考えて行動することが大切だ。」など、話合いを通して変容した意見がたくさん出ました。今日の道徳科では、友達についてじっくりと考えました。ワークシートの感想には、自らの生活について振り返る子どもも多く見られました。今日考えたことを、これからの生活にも役立ててほしいと思います。

 真剣に考え、大勢の友達と意見交換する様子に、高学年としての成長を感じることができました。