研究授業(1年2組)

2024年9月18日 08時00分

 9月12日(木)2校時に研究授業がありました。研究道徳科「こころはっぱ」で、「友達と進んで関わり、仲よくしようとする心情を育てる」をねらいとして学習を進めました。

 「こころはっぱ」は、友達を欲しがるいのししくんに、うさぎちゃんとたぬきくんときつねくんの3匹が「ともだちになって」と声を掛けるお話です。悲しいときは青色に、楽しいときは虹色に色を変える、みんなの心の声が聞こえる不思議なこころはっぱの木が登場します。

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 3匹がいのししを誘う場面では、「おにぎりタイム」を設定しました。「声を掛けるのやめようよ。3人で遊ぼうよ。」と先生。「友達にする。」「仲よくする。」と子どもたち。「強そうだよ。何と言って誘う。」と問い掛けると、「一緒に遊ぼうって言う。」という子どもの発言も見られました。次は、子どもたちは自分の考えを書きます。考えがまとまったら、フリートークで意見交換を進め、いいなと思ったところを付け足しながら話合いを進めました。全体での発表でも、役割演技に挑戦しました。「やってみてどうだった?」と気持ちを問うと、「3人でも楽しいけれど、4人だともっと楽しい。」、「緊張したけれどうれしかった。」「いのししは悩んでいたけれど、みんな楽しくなった。」など、たくさんの考えを聞くことができました。

 学習の終わりには、これから、もっとたくさんの人と仲よくするためにどうすればよいかを考えました。「『ともだちになって。』と言えばいいんだよ。」「自己紹介をします。」「昼休みに遊びに誘います。」など、1年生の子どもたちなりの「もっと」が見つかったようです。

 役割演技を見るときの子どもの笑顔、4匹みんな仲よくなって、木が虹色の葉っぱになったことを知ってほっとする子どもの表情が印象的な授業でした。