呼吸の仕組み(6年生)

2024年5月29日 08時00分

 5月の第1理科室です。6年生になって2つ目の単元「人や動物の体」では、呼吸のはたらき、消化の働き、血液のはたらきについて、実験や観察をすることを通して追究しています。

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 呼吸のはたらきを調べるときには、2つの実験を行いました。「酸素をすって、二酸化炭素を吐き出している。」という子どもの予想を確かめるため、実験①では、前の単元でも使った石灰水を使いました。袋に石灰水を入れ、息を吹き込むと白くにごりました。吐き出す空気には、二酸化炭素が含まれていることが分かりました。実験②では、気体検知管を使って、どのくらい酸素が減り、二酸化炭素が増えているのかを調べました。結果は、吸う空気(酸素21% 二酸化炭素0.04%)、吐き出す空気(酸素18%  二酸化炭素4%)となりました。

 酸素と二酸化炭素の割合は、前の単元で、ろうそくを燃やしたときと同じような結果になり、子どもたちはとても驚いていました。人の活動により、二酸化炭素が増えているようです。

 次は、消化のはたらきについて調べていきます。「栄養に関係する内容だから、でんぷんに反応するヨウ素液を使うのでは?」と、これまでの学習から実験方法を考える子どもたちもいました。次の実験もがんばっていきましょう。