人権集会(全校)

2023年7月15日 08時00分

 6月13日(火)5時間目の前の時間を利用して、人権集会を行いました。運営委員会の子どもと、かわいいキャラクター「もんちゃん」の司会進行で、人権とは何かを考えることにしました。

 まずは人権標語の発表です。2~6年生・1組の代表の子どもの人権標語を聞いて、みんなが自由に過ごすには、笑顔で助け合うことが大切であることを、確かめることができました。

 今月の歌「手をつなごう」を歌った後は、ブックママさんによる読み聞かせ「ムカッ、やきもちやいた」です。なんでこんな気持ちになるのだろうという、やきもちを描く絵本です。ブックママさんの語りに、まわりの人のことを考えるのは、難しいときがあることを、共感することができました。

 標語や全校合唱、読み聞かせを通して、人権を大切にする気もちを新たにすることができました。集会に向け準備をしてくれた運営委員会のみなさん、ありがとうございました。

  

  

  

校長先生の話

 今、すてきな読み聞かせを聞かせてもらいました。この前にもすてきな人権標語が並んでいますね。2つの発表を聞いてみなさんはどう思ったでしょうか。

 読み聞かせの中で、何人かの登場人物が出てきましたね。その子たちの気持ちになれましたか?人権というは、自分もいやな思いをしないで、相手にもいやな思いをさせない、という当然の権利です。それを守るために大切なことは、さっきの読み聞かせの中にもありました。それは、その人の気持ちがどうなのかなと考えることです。難しい言葉でいうと「想像力」と言います。例えば、友達にいやなことをしている自分がいたといします。周りの人から見ると、あの人いやな感じがするな、かっこわるい人だなあと見られるはずです。そういうことが想像できるでしょうか。他には、自分が言ってしまったことで、友達がつらい顔をしたとき、自分だったらこんな気持ちになるなと、想像する力があれば自分の人権や友達の人権を守ることができます。

 相手の気持ちをよく考えて、みんなで仲のよい余土小学校にしていきましょう。