脈拍数は?(6年生)

2023年7月3日 08時00分

 6月5日(月)の第1理科室です。今回は、「血液は、体の中のどこを通っているのだろう。」を学習問題として2つの観察に取り組みました。1つ目の観察は、脈拍を探す活動です。手首やこめかみ、首や足に手をあて、血管の動きを確かめます。いつも以上に真剣な子どもたち、集中して探していることが分かります。うまく感じることができるようになると、1分間の脈拍数を測ります。多くの子どもが50~70ぐらいだったようですが、よくわからなかった子どももいるようでした。

  

  

 そこで、今度は聴診器を使って調べてみました。「ザア、ザア、ザア・・・と、川の流れのような音が聞こえる。」、「生きていることを感じることができる。」といった感動の声も聞くことができました。心臓の音も聞いてみました。心拍数と脈拍数が同じことが分かります。子どもたちは、観察を通して、「血液は、心臓から送り出され、頭(こめかみ)から足まで、全身にはりめぐらされた血管を通っている。」ことを具体的にとらえることができました。これで、①呼吸のはたらき、②消化のはたらき、③血液のはたらきの3つの活動が終わりました。体の中のことも、実験や観察を通して解決することができました。次の単元では、どんな活動が待っているのでしょうか。6年生のみなさん楽しみですね。