だ液のはたらき(6年生)

2023年6月15日 08時00分

 5月22日(月)の第1理科室です。今回の実験では、「だ液によってでんぷんが変化だろうか。」を学習問題として、実験に取り組みました。まずは、40℃にあたためた水で、米をすりつぶします。体温と同じぐらいの環境の中、口の中で米をかむ動作を再現しています。試験管を複数用意して、一方にはすりつぶした米と水を、もう一方にはすりつぶした米とだ液を入れました。試験管を10分間、湯に浸した後に、でんぷんがあるかどうかを確かめます。指示薬として、ヨウ素液を使いました。ヨウ素液は、でんぷんに反応して、濃い青紫色になります。結果は・・・

  

  

 水を入れた試験管は、濃い青紫色になりましたが、だ液を入れた試験管は、濃い青紫色にはなりませんでした。だ液によってでんぷんが消化されたことが分かります。「よくかんで食べることで、だ液がでる。」、「だ液は、消化液として働き、栄養を取り入れる助けをしている。」など、子どもたちは、実験を通して生活につながる感想をもちました。目に見えない体の中のことが、少しずつ分かってきました。次は、心臓のはたらきを学習します。どんな実験で解決できるかな?