始業式(全校)

2023年1月10日 07時01分

児童のことば

「冬休みの思い出と3学期のめあて」(4年女子) 

 わたしの冬休みの思い出は二つあります。

  一つ目は、内子にいる そ父母の家に行き、山につれて行ってもらったことです。そ父がかきを作っているので、来年のほう作を願い、山に正月かざりをつけに行くのです。そ父の軽トラックに乗って、いっしょにつれていってもらいました。山につくと、小屋の屋根の先には氷柱があり、雪がわたしの長ぐつが かくれるくらい積もっていて、一面 白の世界でした。そして、小屋に正月かざりをつけ、しっかり手を合わせたところで、そ父は「こんなに雪が積もるのはめずらしい。」と言いました。それで、しっかり景色を目に焼き付けました。

  二つ目は、おもちつきをしたことです。そ父母の家では、おもちをつくのが毎年こう例の行事で、いつも楽しみにしています。機械でもおもちをつきましたが、きねとうすでのおもちつきもしました。そ父のきねをおろすタイミングと、そ母の返しのタイミングが息ぴったりでした。それを見てわたしもチャレンジしましたが、きねは思ったよりも重くて、つくのがむずかしかったです。けれど、なれていくうちに、いい音が鳴るようになりました。おもちをついた後、いとこみんなで丸めて、家族みんなでつきたてのおもちを食べました。もちもちでやわらかく、あんこはあまくておいしかったです。

 冬休みは、ふだんできないことがたくさんできて楽しかったです。

 3学期の目標は、二つあります。

 一つ目は、気持ちを新たに、2学期に出来なかったなわとびのわざや、苦手な勉強を進んでしたいです。

 二つ目は、「五つの『あ』」や、「よ・ど・よ・い・こ」ができるようにがんばりたいです。1年間で最後の3学期なので、大切にすごしていきたいです。

校長先生のお話

みなさん、あけましておめでとうございます。

 冬休みが終わりました。みなさんは、どんな冬休みを過ごしましたか。2学期の終業式で校長先生からは、自分からお手伝いをしましょうということをお話しました。また、3学期には元気に登校しましょうというお話もしました。さあ、みなさんお手伝いはできたでしょうか。今日は元気に登校できたでしょうか。

 さて、令和5年を迎えました。ここで問題です。ことしは何どしでしょう。そう、今年はうさぎどしです。12の干支が始まりますが、ねずみから始まって、「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(うさぎ)、辰(たつ)、巳(へび)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、猪(いのしし)」のうちの、今年は4番目のうさぎどしになります。12の干支を植物に例えるとねずみどしには種、うしどしにはそれを植えて、とらどしには少し芽がでます。今年はうさぎどしでさらに成長し、枝や葉が茂っているころといわれています。また、うさぎは跳ねることから、飛躍の年ともいわれています。飛躍という言葉は少し難しいですが、広い世界に飛び出て活躍することです。ですから今年はぜひ、みなさんが活躍する年になってほしいと思います。また、向上の年ともいわれています。向上とは進歩すること、大きく進むことです。また、そのために努力することも向上といいます。ですから今年はぜひ、自分のめあてに向かって、跳ねるように大きく進んでいってほしいと思います。今日や明日、この後、めあてを立てると思います。どんなめあてを立てて、どのように跳ねていくか、自分の3学期の終わる姿を想像してがんばっていきましょう。余土小学校にもうさぎの「ちょこ」がいます。「ちょこ」の年でもあります。また、ぜひ「ちょこ」を見て、「ちょこ」といっしょに成長できるといいなあと思います。