応急給水栓・のめるん(全校)

2022年9月7日 08時00分

 9月1日は防災の日でした。日本では近年、東日本大震災における地震・津波被害をはじめ、豪雨や台風など様々な災害が発生しています。こうした災害から命を守るためには、国の対策はもちろん、わたしたち一人ひとりが、命を守る行動をとること、日頃から災害に備えていくことが大切になってきています。その一つに水の確保があり、救助がくるまで最低3日分の水を用意する必要があるともいわれています。家庭に水が備蓄されている場合には、数日間まかなうことができますが、それを用意していない場合や外出先では、水の出る水道を探すことから始めないといけません。

 指定避難場所となっている余土小学校では、本年度、災害に備えた施設ができました。できるだけ早く水道水を届けるための「応急給水栓」、応急給水時に必要な備品を備えた「防災ベンチ」が正門横に設置され、簡単な手順でいち早く給水所を設置することができるようになりました。

  

  

 これらに合わせて、水飲み場「のめるん」も運動場に設置されました。運動会の練習時期や休み時間など熱中症対策としても活用でき、9月から利用を開始しました。

 応急給水栓を設置した学校の校門には避難場所を示す看板に「応急給水拠点」のマークがあります。学校に来られた際には、ぜひ確認してみてください。