タブレット活用のきまり(全校)

2022年9月5日 08時00分

 新しい学習指導要領が、2020年4月から全国の小学校で全面実施されました。その主な目的は、主体的・対話的で深い学びを通して、新しい時代に求められる資質や能力を育てることです。新しい時代の学習を支える基盤の一つとして、情報活用能力があげられます。余土小学校でも2020年10月に一人一台のタブレットパソコンが導入され、学校でも家庭でも情報機器の活用を進めているところです。

 タブレットパソコンの効果として、「写真や動画、音声を用いた資料を作成できる。」「先生と子ども、子どもと子どもの情報共有が簡単にできる。」「子どもの興味・関心に応じた学習ができる」など、たくさんのことが考えられます。余土小学校の子どもたちも、その導入から2年が経過し、その良さを実感し始めているところです。

  

 一方で、使う回数が増えるにつれ、トラブルへの対応を考えていかなければなりません。「自分のアカウントをしっかりと管理できる。」「視聴可能なサイトであるかを判断できる。」「ネット上のやりとりで友達とのトラブルを防ぐことができる。」など、たくさんの能力を身に付ける必要があります。

 

 そこで、余土小学校では、今年度も今週「タブレット活用のきまり」を全校児童に配布し、指導します。5つのポイントがありますが、トラブルにあったときには、まずは大人に相談することがいちばんです。私たち教職員も、子どもたちがタブレットを「安心・安全・快適」に使えるよう、共に学びを進めているところです。ご家庭でも、タブレットパソコンやゲーム機器、携帯電話など、子どもたちの情報機器の活用を見守っていただき、必要に応じて声をかけていただけたらと思います。