始業式(全校)

2022年9月1日 07時31分

児童代表のことば

 「夏休みの思い出と2学期の目標」(5年男子)

 ぼくの夏休みは3年ぶりに開かれた小学生バンドフェスティバルから始まりました。ぼくは3年生から金管バンド部に入っていて、チューバを演奏しています。チューバはぼくよりも大きい楽器です。きれいな音を出すのに3週間ぐらいかかりました。今では、高いドから低いソまで出すことができるようになりました。大会本番では、放課後や土曜日に一生けんめい練習してきた成果をはっきでき、自分の思い通りの演奏ができました。その結果、銀賞を受賞できうれしかったです。指導していただいた先生、そして、朝早くから楽器を運び、準備をしてくれたおうちの方々のおかげで、自分の力を出し切ることができました。支えてくれている人への感謝を忘れず、これからもがんばっていきたいと思います。

 それから「イングリッシュ デイ」のイベントにも参加しました。ALTの先生や市内の小学生がたくさんいて、日本語をほとんど使わずに一日を過ごしました。ぼくは、どきどきしながら「Hello.I‘m〇〇.My school is Yodo school」と自己紹介しました。英語が分からないときは、身振り手振りで一生けんめい伝えました。ゲームをしながら、海の生き物の英語も覚えました。知らなかった英語を学べて楽しかったです。

 2学期には、レインボーハイランドに集団宿泊体験に行きます。自然の中でみんなと遊ぶことや、力を合わせてごはんを作ったり、キャンプファイヤーをしたりすることが楽しみです。みんなで協力してよい思い出を作りたいです。

 そして、今年は、連合音楽会が開催されるのでわくわくしています。ぼくが演奏していて一番うれしいことは、演奏を聴いた人たちが笑顔になってくれたときや、仲間と心を合わせてよい音楽を作れたときです。5年生の友達と心を一つにすると、そんな音になるか楽しみです。

 夏休みの学びをいかして、2学期は自分のためだけでなく、高学年として学校のために働きたいと思います。

校長先生のお話

 長い夏休みが終わりました。みなさんどんな夏休みになりましたか。校長先生は少し友達が増え、これまでの友達とも少し仲が深まったなと思う夏休みになったと思います。それは、去年の夏より実際に会ったり話したりしたことがあったからです。感染対策はもちろんしっかりと行ったうえでもありますが、目を見て話し、同じ時を共に過ごすこいうことは素晴らしいなあと思いました。

 1学期の終業式で「よ・ど・よ・い・こ」の2つ目の「よ」「よく見、よく聞き、考える子」のお話をしました。校長先生は、いつもは会うことができない人と会って話して考えて、またいつも会ってはいるけれど夏休みにいっしょに活動して、改めて相手の人のよさを発見することができました。だからうれしい夏休みになりました。みなさんはどんなことを見て、どんなことを聞いて、どんなことを考えた夏休みになりましたか。振り返ってみてください。

 今日から2学期が始まりました。今回は「ど」「どんなときにもがんばる子」を大切にしてもらいたいと思います。1年の中で一番長く充実するのが2学期です。運動会や音楽会、造形大会など、みなさんが楽しみにしている行事もたくさんあります。感染症対策の不自由さもありますが、この中でどう自分の力を発揮するのかを考えて、めあてをもち、ちょっと先の自分をイメージして日々の学習や活動を積み重ねていってほしいと思います。めあてのもち方は2つあります。一つは得意なことをさらに伸ばしていこうというめあてのもち方です。そして、もう一つは苦手なことに挑戦しようというめあてのもち方です。どちらにしてもなりたい自分に近づくためには努力が必要です。すぐに結果は出なくてもその努力は必ず自分の成長につながります。そう信じて、「どんなときにもがんばる子」であってほしいと思います。どんな2学期にしたいかどんな子になりたいか考えて、めあてをもち新しい気持ちでがんばっていきましょう。