砥部焼はどうして有名なの?(4年生)
2026年1月14日 08時00分 1月9日(金)4時間目に、4年3組の公開授業を行いました。社会科「伝統的な産業のさかんなまち 砥部町」で、「砥部町や砥部焼について知っていることを話し合い、学習問題をつくる。」をねらいに学習を進めました。本時は、単元の導入にあたります。
授業の冒頭では、愛媛県の白地図を用い、これから県内の様々な地域の学習を進めていくことと私たちの住松山の位置を確認しました。そして、資料「砥部陶街道の写真」を示し、どこの市町なのかを発表させました。子どもたちは、「砥部」の看板や道路中央にある砥部焼から、砥部町と理解することができました。そこで、地図帳を活用し、砥部町の位置を確認するとともに、砥部町は、松山市の南に位置していること、地図にあるイラストから砥部町の主な産業は砥部焼であることを確認しました。ここでは、砥部焼をかぶる砥部町のキャラクター(とべっち)も紹介しています。
次に「(動画)愛媛県砥部町の風景」を見せ、砥部町がどんな風景なのか、何の作物を栽培しているかを発見させました。山林は多いこと、畑ではキャベツなどの野菜を作っている様子が動画には撮影されています。そして、「(グラフ)砥部町の土地利用のわりあい」を提示し、山林が65%(第1位)を占めていること、畑は14%(第2位)を学習しました。子どもたちは、動画の風景とグラフの割合を比べることを通して、砥部町の自然環境を具体的に理解することができました。
その後、「(動画)砥部焼PRムービー」を視聴します。藍色や白色でできた砥部焼は、強さと美しさがよさであることを知り、とても驚いていました。
さらに、砥部焼について7つの写真を紹介しました。傾斜を利用した登り窯、煙突の見える工場、まちにある様々な砥部焼は、次時以降の学習活動の参考としています。各時代の砥部焼がうめこまれた記念碑、砥部を最初(1777年)に完成させた杉野丈助の碑を提示すると、長い間受け継がれた手伝統ある産業であることを、子どもたちは、発見することができました。
ここで、単元を貫く学習問題「焼き物づくりがさかんな砥部町では、どのようなまちづくりが行われておるのだろう。」を提示し、「おにぎりタイム」(個人→グループ→全体)で「砥部焼は、なぜ日本や世界で有名になったのか」について話し合わせました。
子どもたちは、ここまでに紹介した資料から考えたり、実物の砥部焼を触ったりしながら、次のように考えをまとめました。
「昔から受け継がれ、今も大切にされているから。」「材料が特別だから。砥部焼づくりと自然環境に関係がありそうだ。」「世界に向けてPRしたり、いろいろな人が砥部焼づくりを体験したりしているから。」
これらの予想から、単元の学習計画を次のように提示しました。「砥部焼の歩み」「砥部焼のつくられかた」「砥部焼とまちづくり」の3つは、子どもの予想から生まれたものです。
子どもたちは「社会科日記」で次のように発言しています。「砥部焼も砥部町についても調べてみたい。」「山や川が砥部焼づくりとどう関係あるのか気になる。」「砥部焼が有名だということを初めて知った。」
子どもたちの調べ学習が始まります。