茜色に染まる空(金管バンド部)
2025年11月16日 08時00分 いよいよ明日(11/14)は、校内音楽会。
茜色に染まる空が、体育館を包み込んでいます。開演への期待感を高めているその空は、オレンジ色やピンク色が混ざり合い、まるで、音楽のグラデーションのようです。
キラキラとしたステージの看板や装飾に、思わず感嘆の声をあげ、明日のオープニングで、輝く私たちのハーモニーを届けたいと、気持ちを新たにしたところです。
「今日も上手くなって帰りましょう。」、最終日の練習は、みんな共通の思いをもって始まりました。
子どもたちみんなの夢や希望を描く♪「ドラえもんの歌」、青春、成長、自己変容をテーマとした♪「ライラック」、私たち金管バンド部は、9月より、この曲とともに成長してきました。魅力ある楽曲、私たちの余土小サウンドに、ステージの照明が反射し、管楽器の金と銀の眩い光がフロアいっぱいに広がりました。
「明日の終わりの言葉、もう一度、確認しておきます。」、そう話すのは、トロンボーンの6年生です。校内音楽会では、会全体のあいさつを担当することになっています。笑顔いっぱいに話す様子に、きっと大丈夫と安心しました。
「もし明日、6年生に欠席がでたら、代わりにソロパートをがんばります。」、心強く話してくれたのは。アルトホルンの6年生です。金管バンド部の曲紹介の大役も待っています。
「明日、最高の演奏を届けます。」、部長さんは、みんなを見守るリーダーです。
最後の曲練習、入退場の動き、明日の朝から音楽会終わりまでの流れ、この日は、たくさんのことを確認しました。50分間は、あっという間に過ぎました。その中でも、楽器の準備を協力して行ったり、今日、練習に参加できなかった友達の楽器を準備したり、たくさんの輝く場面を見ることができました。
「明日は、楽しく演奏しましょう。」、そんな言葉で最後の練習が終わりました。
誰もいなくなった体育館。期待感、静けさ、華やかさ、しんと静まり返った夜空が、これから響き渡る音を待ち望んでいるようです。