認知症サポーター養成講座(4年生)
2025年8月19日 08時00分 4年生の総合的な学習の時間のテーマは「福祉」です。障がいのある方や高齢者とのかかわり方について追究し、自分にできることについて考えているところです。
7月4日(金)5・6時間目には、認知症サポーター養成講座に参加しました。ゲストティーチャーとして、松山市地域包括支援エンターの2名の先生に来ていただきました、子どもたちは、講座を通して、①認知症はどんな病気か、②認知症の人にどのように接したらよいのかを学びました。
認知症が起こる原因を学んだ後、講座の中盤では、2人の講師の先生が日常のある場面を劇で紹介してくれました。子どもたちは、劇を見ることを通して、認知症の高齢者にどのように接するとよいかを具体的に考えることができました。
劇を見た後には、グループで話し合いを持ちました。「いっしょに考えてあげるといいよ。」、「優しい言葉づかいが大切だね。」と、みんなでより良いかかわり方を考えることができました。
全体の発表の場では、代表の子どもの発表がありました。4年生全員で考えを共有し、学びを深めることができました。ゲストティーチャーから、認知症の人と一緒に行動すること、認知症の人にも役割をもってもらうことなど、たくさんの大切なアドバイスをいただきました。
「『ユマニチュード』あなたは私にとって大切な存在です。」と伝えることは、何よりも大切だそうです。そして、認知症の人への接し方のポイントは3つあるそうです、①おどろかせない、②急がせない、③心を傷つけない、だそうです。「認知症はだれでも起こりうるということ。」、「わたしたちも認知症の方やその家族を支えることができること。」など、2時間の講座でたくさんの学びがありました。
4年生では、障がいの有無、年齢の違いなどに関係なく、みんなが共に生きることができるように、これからも総合的な学習の時間を中心として学びを進めていきたいと思います。
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