卒業記念でスイングベンチを作ろう!~夢みる余土小プロジェクト~⑥(6年生)
2025年3月19日 08時00分 「今日が楽しい、明日も行きたい学校」
これは、私たち余土小学校みんなの合言葉です。私たちは、映画「夢みる小学校」のように、子どもたちが「自分のしたいことに挑戦できる」そんな余土小学校を目指してきました。2年前の6月には、「夢みる余土小ポスト」を設置。子どもからたくさんのアイデアが集まり、いくつもの夢が実現しました。
3月、6年生が長い時間を掛けて製作してきたスイングベンチが、地域のみなさんへ、そして1~5年生のもとに届けられました。
「去年の6年生には、ベンチを贈っていただきました。地域のみなさんが、玄関の前で、休憩したり、お弁当を食べたりする場所として使っていますよ。」、「テラスの利用方法について考えていたところです。みなさんのスイングベンチがあることで、地域の人の憩いの場所になりそうです。中学生になっても、高校生でも大学生でも、ぜひこちらに遊びに来てください。」これは、ベンチを届けた公民館の館長さんのお話です。座って揺らしてみると、笑顔も元気もあふれるスイングベンチは、人と人とが出逢う素敵な場所になりそうです。
ベンチ作りをサポートしてくださった業者のみなさん、元校務員さん、PTA会長さん、そして友達や先生。プロジェクトの始まりから6か月、6年生の子どもたちは、たくさんの人々と交流しました。愛媛県森林環境保全基金から助成していただきました。そして、夢は、形になりました。
公民館にベンチを届けた6年生は、こんな風に語ってくれました。
「地域の人に、喜んでもらえるとうれしいです。」、「家が近いので、様子を見にきたいと思います。」、「たくさんの大切な思いをこめて、スイングベンチを作ってきました。地域のみなさんが喜んでくれるか、どきどきしています。」、「初めて座ることができてとてもうれしかったです。ずっとずっと揺らしていたい気持ちになりました。」、「スイングベンチで、みんなや先生と写真を撮ったときに、夢が実現したんだなあと思いました。」、「大切な思い出が、また一つできました。」
私たちの学校は、そんな「夢みる小学校」です。この2年間で、たくさんの夢を語り合うことができました。
6年生のみなさん、大切な思い出を胸に、卒業の日を迎えてください。